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叫んだ坂田の目には、憎悪が浮かぶ
赤黒かった目は黒く染まり、彼の燃える赤は消えた
『さか……っ……』
足の裏が痛い
結構な火傷かもしれない
それでも、助けないと
何故か笑いながら叫び続ける坂田を止めようと、灯油さんとまふが肩を掴むもほどかれてしまう
うらたと志麻は平助たちを囲みながら坂田に声をかけていた
『……センラ、下ろしてくれ』
センラ「えっでも足が……」
『俺の痛みなんか、あいつの苦しみより辛くない。……俺が助けないと。だから、頼む』
センラの目を見つめて訴えた
センラ「A君……今回だけやからね」
センラは観念したように笑い、そう言った
『ああ』
ゆっくりと足を地面につける
『う"っ！』
痛い
ジクジクしてて、地面を感じられないくらい
それでも奥歯を噛み締めてゆっくりと坂田に近づいていった
俺を見たまふと灯油さんが坂田から離れた
『坂田……』
坂田「違う違う違う違う違う違う違う違う！！！！俺はやっとらん！！！」
否定の言葉を、笑いながら
手を伸ばしてもう少しで触れられるというとき、坂田の拳が俺の顔を殴った
『つ"っ！？』
重い
口の中に鉄の味が広がった
普通なら一発ではならないだろうけど、切れてしまうほどに重い拳
まあ歯は折れていないようだから良かった
うらた「！A！！」
『来るな！！』
駆け寄ろうとするうらたを止める
足に力を入れて倒れるのを防ぐ
しかし、倒れずとも足のやけどの痛みが俺を襲う
『っ……坂田、落ち着け』
坂田「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ！！」
嫌だと言いながら頭を振り回す坂田
まずは目を合わせないと
俺は狙いを定め、坂田に飛び付いた
そしてすぐに両手で坂田の頬を包んだ
『坂田！俺の目を見ろ！！』
抵抗して俺の体を殴ってくる坂田
それでも俺は離さない
『っ、坂田ぁぁぁぁぁ！！！！！』
俺はゴツンｯ!!と自分の額を坂田の額にぶつけた
痛みで目を見開いた坂田と目が合う
今だ
『坂田、お前は一人じゃない！俺たちがいる！どんなお前でも受け入れることが、俺たちにはできる！………だから、抱え込むな。吐き出したいなら吐き出せばいい』
黒く染まった目が、俺を見つめた
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山犬 - ココアさん» お疲れえええええええええ！！！！！ (2019年7月1日 20時) (
レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - 山犬さん» 久しぶりだよぉぉぉぉぉぉぉこっちもテストさーーーーー 終わったぁぁぁぁぁぁぁー (2019年7月1日 17時) (レス) id: 58cb0365d1 (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - ココアさん» あれ、久しぶりのココアだ！一回だけなんじゃああああ！！！！ (2019年6月30日 22時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - 楓さん» 教えてくれるかえちゃんがしゅき！！←なるほど……ありがとう！！頑張るよー！！ってことで続編で会おう！！(( (2019年6月30日 22時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - なんで高評価一回しかできないのぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁー (2019年6月30日 21時) (レス) id: 58cb0365d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山犬 | 作成日時：2019年4月1日 11時
