98ページ まふside ページ26
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ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｨ
重い扉が大きな音をたてて開く音で僕は目を覚ました
まふ「ん……ここ……っ！ここは……」
二度と、戻りたくなかった場所
大嫌いな場所
そして僕の手足には、あの頃と同じ鎖が
？「そう。ここは貴方がいた場所。久しぶりなここはどうですか？」
聞こえてきたのは僕がずっと聞きたくなかった、大嫌いな人の声
まふ「ルク……さ……」
ルクル「ふふ……あのときはあの青い海賊のせいで逃げられてしまったけどもう一度ここに来たからにはもとに戻してあげないと。それが私達、裁付者ｻｲﾌｼｬの役目」
裁付者……10〜15年に一度産まれる忌み子をこの、窓ひとつない教会に閉じこめる役を受けた者のこと
そして、彼らは閉じこめた忌み子を殺すという役も持っている
僕は産まれてからずっと、ここにいた
まふ「……ここから出してください。僕はもう忌み子じゃない！」
ルクル「……何言ってるの？貴方が忌み子じゃなくなるなんてことは絶対ないの！！その白い髪と赤い目があるかぎり、貴方は一生、忌み子なのよ！！」
まふ「！！……違う……」
僕は……
ルクル「……貴方の持ち物は預かりました。……ま、貴方の元に戻ることはないでしょうけど」
まふ「ｯ……！みんなは？僕と一緒にいた三人をどうしたの！？」
ルクル「……ああ、彼らなら気絶させて船着き場に捨ててこさせました。あとは好きにしていいって町の者たちには言ったし………今ごろ、傷ついてるんじゃないでしょうか？」
まふ「そんな……！！」
みんなが……
僕のせいで……
ルクル「残念でしたね。今回はあなたを助けてくれるヒーローは現れない」
そういうとルクルさんは去っていった
ふと、あの日のことを思い出す
暗闇の中にいた僕を、光の中へと導いてくれたあの人を
まふ「……そらるさん」
そらるさんに与えてもらった光はまた、闇に埋もれる
もう、この目に世界は写らない
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1位 センラ 二番手が似合う推し
2位 いかさん 声帯マンションの推し
3位 まふまふ 可愛いは正義の推し
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山犬 - 闇雲@センラーさん» 遅くなりました！……同士……(☆ω☆) (2019年6月30日 16時) (
レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
闇雲@センラー - 同士よ…………( ☆∀☆) (2019年6月16日 16時) (レス) id: a89d1b894b (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - Charaアンテさん» 長いんですよ………ありがとうございます。 (2019年2月21日 22時) (レス) id: b8d496b207 (このIDを非表示/違反報告)
Charaアンテ - 長いですね…これ…おもしろい… (2019年2月17日 12時) (レス) id: 7bd2ec4960 (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - この子さん» お返事遅くなってごめんなさい！！Eve君ですね？ありがとうございます！！ (2018年12月18日 23時) (レス) id: 0a1d25e071 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山犬 | 作成日時：2018年9月12日 6時
