【歌い手】男装海賊少女は白を望む

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まふ「その話を俺の前でするな。消えろ。俺の前から消えろ！！」




ぷす「怒らないでよ〜」




ぷす君はヘラヘラと笑う




まふ「………俺はもう、あそこには戻らない。俺の居場所は、ここなんだ。」




そう、俺の居場所は、Sing船




Sing船、幹部




これが、僕の居場所




ぷす「ははは。そう。……ま、いいや。俺はここら辺でおいとまするよ。君も、お迎えが来たみたいだし」




まふ「は？」




ぷす君が見ている方を見ると




そらる「まふ！！」




まふ「そらるさん！？」




そらるさんが走ってきた




まふ「ど、どうして」




そらる「探してたんだ。そしたらお前の声が聞こえて」




まふ「そう……ですか」




そらるさん




そらるさん




僕の居場所をくれた、そらるさん




そらる「で、そいつは？」




ぷす「はじめまして。俺はアンダーバー船の副船長のぷすです。Sing船の船長のそらるさん……ですよね？」




そらる「……そうだ。……お前、まふに何かしたのか？」




ぷす「いいえ？なーにも。それじゃ、船長がまたやらかした予感がしますので俺はこれで失礼しますねー」




ぷす君は僕たちに背を向けた




しかし




ぷす「あ、そーだ。まふ君？」




ぷす君は振り向いて僕をみた




ぷす「ひとつ予言。君はまた、暗闇を見る」




まふ「え……」




また？




またって………




そらる「まふ、本気にしちゃダメ」




ぷす「ま、信じるかどうかは君次第だけど」

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