君の音 《伏黒恵》

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伏黒恵side

あの後 そんな話をしながら コンビニに寄って自分の部屋に帰ってすぐに寝た

忘れたなんて 嘘に決まってる Aの事が心配になって来た

そんな事口が裂けても言えない…


今日は 一旦俺とAで
虎杖と五条先生と合流する 為に俺は身支度をしているが
絶ッ対彼奴は起きてない 何故ならAは朝が弱いからだ

はァァ、 と溜息をついて


伏「起こすか…」

スマホでAと教示されているところをタップして
電話をかけた

ﾌﾟﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙ

起きねぇな

ﾌﾟﾙ ｶﾞﾁｬ

『はぁい？』

伏「早く起きろ 五条先生達と合流するぞ」

『はぁーい』




よし、これで大丈夫だな、と荷物を纏めて

Aの部屋のドアにノックした


『はーい もうそろそろ行く？』

伏「嗚呼 」

『あの子中々面白い子だよね〜 』

伏「そうだな」

『普通 目の前で人が死ぬのは見たくないからって得体も知れない指を食べる？』

伏「まぁ 普通はしねぇな」

『だよね〜 あの子ノリも良さそうだし恵とは真反対な性格の子だね〜』

伏「そうだな」

『恵さっきから どうしたの〜？ そうだな しか言わないで〜 もしかして 唯一の友達が宿儺の器に取られて拗ねてんの〜？』

伏「拗ねてねぇよ！ ってかなんだよ唯一の友達 って俺を友達がオマエしか居ねぇ寂しい奴みたいな言い方すんな」

『えっ？私以外に友達いたの〜？』

伏「……」

『居ないんだね そりゃ中学の時あんな一匹狼感出してたら…ね、 うん…なんか可哀想だからそれ以上は言わないでおくよ』

伏「オマエこそ居んのかよ」

『私は居ないよー だってずっと箱入り状態だったし〜
まぁ私は恵が居たらそれで十分だしねー ってなんでそんな顔赤いの？』

伏「ばっか！そんな事ない」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
noside
??「どっか行くの？」

伏『「東京」だよ〜』

??「伏黒！！ と 誰？」

『あ、そっか 知らないんだ
私 月城 A 恵と同じく呪術高専1年だよ〜 よろしくね〜』

?? 「俺、 虎杖悠仁 よろしく！ 」

『うん！ 私の事はA って呼んでね〜』

虎「おう！」



虎「あッ伏黒元気そうじゃん」

伏「これ(包帯)見てそう思うか？」

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