君の音 《伏黒恵》

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伏黒恵side

『よし！恵 そこ座ってね 』

伏「嗚呼」

『消毒液付けるよ 〜 ミイラにするぞ〜！』

伏「辞めろよ ミイラにするなよ」

『全く分かってるって！おふざけだよ〜』

ミイラにするとか言いながらも器用に手当をしてくれた

あ、そう言えば

伏「A五条先生に連絡してくれたんだな 有難う」

『大丈夫大丈夫〜まぁ誰も死ななくて良かったね』

伏「お前本当に耳が良いんだな」

『そうだよ〜私の耳にかかればどんな事も聞こえちゃうんだから〜』

と自信満々に言ってきた
正直助かった あの状況で宿儺を祓う事はきっと出来なかった

『ねぇ、私コンビニ行くけど何か要るー？』

伏「いや、要らない」

『じゃあ 行ってくるねー』

伏「嗚呼、 」

ふと 時計を見れば短い針が11時長い針が6を指していた

……頭を使わなくても分かる
コンビニ 真夜中 この二つの単語で連想させるのが
不良だ

彼奴は 五条先生の従姉妹だ 顔がそっくりだ
五条先生も
顔・だ・けは良い

あの日本人離れした白髪
夜でも月のように輝く 金の眼

誰が見ても美人だ

俺は急いでコンビニに向かった

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
Aside

不良1「おっ、 そこの姉さん〜 1人？俺らといい事しようよ」

不良2「楽しいからおいで〜！」

何故 こうなったんだ……

『あの、急いでるんで… 』

不良3「大丈夫 すぐ終わるから」

『だから！私はコンビニに来ただけなので！』

あ〜面倒臭い 何こいつら！

不良1「つべこべ言わず 行くぞ！」

ちょっ 手を引っ張るな！

手首を掴まれて 痛い！って〜、

??「おい、何してんだ？」

聞き覚えのある声がして 後ろを振り返った

伏「そいつ 俺のなんで」

ん？俺のなんで……俺 の？

不良「！ お前ら！引くぞ、」

流石 恵、目付き悪〜 怖〜

伏「大丈夫か？」

『うん 大丈夫 有難う〜
ってか 恵も大胆だね〜 「俺の」ってｱﾊﾊ､
多分 だけど あんまりそう言うのホイホイ言わない方が良いと思うよ〜 好きな人に言うのは良いけどね〜』

伏「…ぁ…… …い…ろ」

『ん?なんて〜？』

伏「なんでもない、」

『まぁ いいや、有難うね〜 で なんで恵居るの？やっぱり何か欲しかった？』

伏「あ、……いや、忘れた」

『え、買いたいもの悪れたの？ ウケるー
恵も もう おじいちゃんだね〜 ｱﾊﾊ､』

伏「じいじい じゃねぇ！」

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