君の音《伏黒恵》 (ページ2)

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五「恵〜 A〜明日から仙台に行ってきてねー」

伏貴「は？｣『え？』

『仙台?! ずんだ餅食べ放題じゃん！〜』

伏「馬鹿だろ…なんで仙台行っただけでずんだ餅食べ放題になんだよってかそこじゃねぇよ、で、五条先生どう言う事ですか？」

『いや、馬鹿じゃないもんやっぱり恵は夢がないね〜』

伏「うるせぇ」

五「いやーね宿儺の指を回収しに行って欲しいんだよね」

伏「宿儺の指って…」

五「そうそう特級呪物宿儺の指の回収〜」

伏「それ俺達が行って良いんですか？」

五「うーん、まぁいいんじゃない？あと、指を回収するのは恵だけだよ Aは仙台でひたすら呪霊の相手して貰うからね」

伏「本当に大丈夫なのかよ…適当過ぎたろ… 」

『えーー仙台にまで行って呪霊の相手なんてやだ〜！』

伏「はぁ、A仙台には任務で行くんだ遊びに行く訳じゃねえんだからな」

五「流石恵分かってるぅーって事でよろしくね〜」

『はぁァ嫌だァァァー！』

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
《新幹線の中》
伏黒恵side

伏「何回も言うが遊びに行く訳じゃねえんだからな！」

『もー分かってるってそれ何回目ー？』

と言いながら仙台と書かれた観光雑誌を見ていた

Aも五条先生の従姉妹だけあって能天気なところは
よく似ている正直五条先生の能天気な所は許せなくてもAの能天気な所はどうしても許してしまう

『ねぇねぇ恵仙台って牛タンも美味しいらしいよ！食べよ食べよ！〜』

と嬉しそうな顔で言ってきた

伏「だから、遊びに行く訳じゃねって言ってんだろ」

『分かってるって！任務が終わった夜ご飯とかならいいでしょ〜！』

と目をウルウルさせたがら聞いてきた

それだ…俺はその目に弱いんだAのその目に

伏「そうだなまぁ任務終わりなら行っても良いだろう」

ほらな、許してしまった

Aなら何をしても許してしまいそうだ

きっとそれぐらい Aに惚れてるんだろうな

《in仙台》

『着いたー〜！』

伏「着いたな A そろそろ昼だがどうする？」

『どうするって〜？』

伏「馬鹿かさっき牛タン食いてぇって言ってだろうが」

『え？！ほんとに行ってくれるの〜？』

伏「逆になんで行かねぇんだよ」

『いや、恵だからさ行かないのかなーって』

伏「いや、どう言う事だよほらさっさと行くぞ、」