不良もいれば呪術師もいる 3

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千冬「今の東卍は腐ってる



俺はそれを変えてぇだけだ


テメェの言う通り、ユダは俺だ

たけみっちは関係ねぇ！」








千冬…まさかオマエ、



…12年経った今でも1人で壱番隊を守ってきたのか！！






稀咲「おい！


関係ねぇかどうか、それは俺の決めることだ



なぁ花垣、

テメェさっきからなに関係ありませんって顔してやがるんだァ？！」






拳銃を受け取り 俺の前にそれを向けた







武道「え……」








稀咲は俺の膝を銃で打った






武道「あああああああああぁぁぁ"ｧｧ!!」





千冬「たけみっちは関係ねえって言っただろ!!


そいつは何も知らねんだよ！！！」







稀咲「うるせぇなぁ

俺ら仲間だろォ？」





武道「あ"ぁああ足ぃ！


いってぇあ"ぁあ!ﾊｫﾊｧﾊｧﾊｧ…！」






千冬「ｯ異常者め…」









稀咲「さて、言い残したことはあるか？」





千冬に拳銃を向けた









千冬「たけみっち…







武道！！！



聞け、武道 最後の言葉だ…」








武道「!!はぁはぁはぁはぁ…」








千冬「この12年いろいろあった


マイキーくんは姿を消して、ドラケンくんは死刑

いつの間にか汚ぇことにも手を染めた…


俺らは間違いもいっぱい犯した



でも、でも根っこは変わんねぇはずだっ！！！




場地さんの想いを…東卍を…、








頼むぞ。相棒」














その時 銃声が鳴り響いた




武道「っ！千冬ー！！！！




はぁはぁはぁは…！はぁはぁはぁ｣






嘘だ…！




これは悪い夢だ!!




こんな簡単に、千冬が死ぬはずねぇ!!!








稀咲「東卍のことを頼まれて、



気分はどうだ


安心しろ、お前もすぐに行かせてやる」








武道「！！！はぁはぁはぁあ"ぁっ…はぁはぁはぁ」









稀咲「何だァ、お前は！


そんなもんなのかァ?!あ"ぁ？！




残念だ。




じゃあな、俺の…ヒーロー」












バンッ









辺りが急に暗くなった












「担ぐぞ。声出すな」


｢……千冬ゥ… ｣




誰かが
聞き馴染みのある声で 悲しそうに千冬の名前を読んだ

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