不良もいれば呪術師もいる 3

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そして 、今日も変わらず渋谷の呪霊狩りの為街を徘徊








行動には気をつけろって言われてもね〜


ってか 上層部私の事ビビり過ぎ






まぁ、、上層部の件は 赤結命糸 (しゃくけつめいし)を使わなければいいだけだし




それよりも 問題なのは





佐野 万次郎だよね







考えながら雑魚呪霊を祓っていく








『相変わらず 多いわね』










??「何が？」


ﾋﾞｸｯ





背後から声が聞こえた






『み、三ツ谷！？』




背後には三ツ谷と、その手には女の子が居た
そして 買い物袋も持っていた




三「わりィわりィ ちょっと驚かせたくなってな」




女の子「美人！！」



女の子「美人!!」






普段は気配でわかるのに考え過ぎていたかも
まぁ 久々にびっくりした




『三ツ谷 、この天使達何？』




三「あ〜 俺の妹だよ
ほら、挨拶しろ？」





ルナ「ルナ！ よろしく 美人さん 」



マナ「マナ！ よろちく びじんさん」




『花垣A よろしくね』




私は挨拶をし 頭を軽く撫でてあげた




三「で、何が多いんだ？」






『あ、えーと 虫 』




三「虫？」





『そう 虫

虫 最近多いよね』






三「？？
もう12月の 後半だけど」






ﾋﾞｸｯ


『私には虫が見えたの！』




危な……



三「まぁ いいか 」






『三ツ谷は お使い？』



私は三ツ谷が持っている買い物袋を見て言った





三「嗚呼 晩飯の材料だ」





『三ツ谷が作るの？』



三「おう！」





『すごｯ』




私の得意料理カップラーメンだぞ、






三「そんな事ねぇよ」




確かに この前の血のハロウィンでも手が器用だって言ってたし






『お母さんは？』





三「俺、母子家庭なんだよ」




『へぇ〜』





少し喋りかなが歩くことになった


色々話してくれた、 三ツ谷の家は母子家庭で、お母さんは深夜まで働いている
その為 ルナマナの世話は全て三ツ谷がやっているらしい




本当はもっと遊びたい時期なのに
辛さを隠してるのかと思いきや、そんな素振りは全くなかったむしろ、笑顔で話していた。







ルナ「あｯ! お菓子屋さん！」




マナ「屋さん！」



ルナちゃんとマナちゃんが駄菓子屋さんに指をさしていた







三「お菓子は前に買ったろ
我慢だ 我慢」








母子家庭… 母は深夜まで働いていると言った

金銭的にも余裕がないって事か





本当は三ツ谷自身だって色々買いたい筈なのに

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