元暗殺者は呪術師になります

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『 貴方 何者なんですか？


呪術師…じゃないですよね？ 』





夏油「そうだね 呪術師ではないね」






私は再び戦闘態勢に入った



『 なら 呪詛師 って解釈でいいですよね 』





夏油「そうだね

まぁ 少しお話でもしようじゃないか 」





やっぱり胡散臭い…






『……』



私は警戒はするものの 構えていたナイフを下ろした





夏油「！？… 案外 素直に聞いてくれるんだね」





『まぁ… 』




夏油「君が此処に居るって事は… 柳沢を殺したのかい？」





『そうだけど

貴方の友達だった？』





夏油「いいや 別に

柳沢がどうしてもAを殺したいって言ったからね
まぁ 私の予想通り結果だったけどね」




今この人 私の名前を言った

柳沢は 私の名前は言わなかった

ずっと アリス と呼んでいた


何故この人が知ってるんだ？





『私 貴方に名乗ってないと思うんですけど

何故私の名前をご存知なんですか？』





夏油「流石 暗殺者 鋭いね」








『だから！！ 元 だ！ ってんだろ！
この台詞 何回も言ってる！いい加減怒るよ？
ってかなんで知ってんの！？』







夏油「………私は初めてかな…」








『あー そうだった…ごめんなさい 』




うん…なんで私謝ってんだろう…






夏油「で、 何故私が君の事を知ってるかって事だったね

それはね 君の事を少し調べたからだよ」





『 ふーん
何故私の事が知りたかったんですか？
元暗殺者 って事以外特に面白みなかったでしょ』





私の情報は限られた人しか知らない名前はいいとして

私が 元暗殺者 って事は

国家とE組の皆と 呪術師だけ




……もしかして… 前に歌姫さんが言ってた内通者か？











夏油「 面白味がない って そんな事無いよ

加茂家 にも 飛んだ別嬪さんが生まれたなって思ってね
つい見たくなっただけさ」






加茂家…って なんでそんな所まで知ってるの…





『それにしても 私の情報知りすぎ

ストーカーですか？ だったら訴えますよ〜』





夏油「ｱﾊﾊﾊ 君は面白い事を言うね


　 気に入ったよ……



けど その 時刻操術 が無ければ


生かしてあげたのに ｣






！！！！





ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽｽﾞ










私はナイフを構えた

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