元暗殺者は呪術師になります

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Noside






伊「“ 一般人のみが閉じ込められる帳 ” です


一般人は侵入のみ “ 窓 ”には個人差が術師は補助監督役含め出入りが可能です」








七「電波は？」






伊「連絡は “帳” を出て行うか 我々の足を使ってください」













《七海班》


20:14 東京メトロ渋谷駅13番線出口側帳外




・七海健人(1級術師)

・猪野琢真(2級術師 昇級査定中)

・伏黒恵 (2級術師 昇級査定中)










七「随分面倒なことになってますね」





猪「伏黒 伏黒 
“ 帳 ”
… 結界の効力の足し引きに使える条件っていうのはな

基本 “ 呪力にまつわるモノ ”

だけなんだ
ざっくり言うと
人間 ・呪霊・呪物 だな
だから
電波妨害とかは “帳” が降りた ことによる 


副次的効果であって 
“ 帳 ” の結界術式そのものには電波の要否は組み込まれていないんだぜ」







伏「あ、はい 知ってます」







七「猪野くん 彼は優秀です
先輩風は程々に」






猪「どーいう 意味スか 七海さん！！」






七「それで 五条さんは？」





















《禪院班》


同刻 渋谷マークシティレストランアベニュー入口 帳外




・禪院直毘人 (特別1級術師)

・禪院真希 (4級術師 昇級査定中)

・釘崎野薔薇 (3級術師 昇級査定中)







野「人がいない！？

駅前のスクランブル交差点に！？

ハロウィンの渋谷よ！？」






新「そこで何かあったみたいッス
皆散り散りに 帳の縁まで逃げてこう訴えてます


“ 五条悟 を連れてこい ” と 」







野「「！！」」






直「フッ
非術師が奴を知っている訳がない
言わされているな
帳は壊せんのか？」





新「難航してるッス
なにせ “ 帳 ” 自体は術師を両側から拒絶してない
力技でどうこうできそうにない
“ 帳 ”
を降ろしている
呪詛師を捜してとっちめた方が早そうッス」






真「じゃあ 私らはその手伝いだな？」






新「いいえ !!
皆さんはまだここで待機ッス」





真､野「！？」

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