7色の彼女 (ページ12)

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「え？なにこれ？」

眠気がどっか言っちゃうほどびっくりしてる私
その私の顔を見ながらニコニコどこか嬉しそうな彼

中に進むと恐らくクリスマスパーティーをするだろうという感じの飾り付けがあるお部屋。

「ちょっと遅れてもうたけどAとクリスマスパーティーがしたいです。」

「付き合ってくれますか？」

数日前、2人でテレビを見ながらクリスマス特集のテレビをやっていた時

「クリスマスパーティーみたいなんしたいなぁ」

と呟いたことがあった。いや呟いたっていうかほとんど心の中で言ったつもりなんだけど顔に出てたみたい

「こんな私とでいいのなら付き合いますよ？」

なんて明日仕事休みでほんとよかったと思いながら言うと

「じゃあ寝かせないつもりですけどいいですか？」

と悪そうな顔をするしょーちゃん。いやいつものかわいいしょーちゃんじゃなくて漢・章大の方で言ってきた。

「え、いや、そ、それはちょっとダメですね……」

冬なのに尋常じゃないほど汗が出てきそう。
さすがに寝かしてくれとか思う。

「まぁAに拒否権なんてないからねー、ほらパーティーしよ！！」

あぁ神様、どうか寝れますように
と願いながら彼との一日が始まろうとする。

(あ、プレゼント家だ)
(じゃあプレゼントなんかいらんからAちょーだい？)

⚠もうクリスマス終わってる
⚠安田くんのハモりの声がものすごく好きです。