40.盗聴癖のある者その�� ページ44
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NOside
ある日の朝。
『あははは！なにそれ、本気で言ってる！？』
赤井が身支度(変装)を整えてリビングへ向かうと、その扉の向こうからAの楽しげな声が聞こえてくる。
彼女の声しか聞こえないからおそらく組織の誰かと電話をしているのだろうと赤井は推測する。
長年の付き合いや色々調べてみた結果で、彼女の交友関係は組織以外に無い筈だからだ。
『だから、そんなのバーボンに頼みなよ』
この工藤邸内で彼女が組織と電話という形で連絡を取り合うのは珍しい。
聞かれても問題のない内容なのだろうが、すっかり盗聴癖が染み付いてしまっている赤井は会話の内容が気になり、音を立てずに彼女に近づくとするりとスマホを奪い取り、迷わずスピーカーホンの表示をタップした。
ウォッカ『だから！！アニキがお嬢の作った飯しか食いたくねぇって言ってんでさぁ！！！』
工藤邸に響き渡るウォッカの叫び声。
ウォッカ『ずっとカロリー○イトしか食わねえから、アニキの身がそろそろ持たねぇ！！
アニキからもお嬢に何とか言ってやってくだせえ！！』
何が起こった…と言わんばかりの赤井の手からスマホをそっと引き抜くと、何事もなかったかのようにAはスピーカーホンを解除した。
『えー早すぎて流石に起きられないですよ。
これって任務じゃないんですよね？』
玄関の方からドタドタと音がして、リビングの扉がバンッと開かれる。
この部屋を盗聴していた小学生の登場だった。
さすがに私室に盗聴器を仕掛けるのは人道的にどうなんだろうと思った小学生が、悩み悩んだ末(悩んでない)にリビングにこっそり仕掛けておいたものだ。
たまに潰される(主にFBIと組織の幹部から)から、その度に位置や角度を変え付け替えてきたのが功を奏した、といったところだろう。
まだ会話が続いていればこっそり入ってきたのだが、彼が工藤邸に到達する頃にはもう件の電話は終わってしまっていたのだ。
コナン「Aさん！！ジンはなんて！？」
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まゆ(プロフ) - この作品ドストライクです。更新待ってます」 (1月12日 18時) (
レス) @page49 id: 808ea90ce0 (このIDを非表示/違反報告)
S4R2(プロフ) - 続きが読みたい (6月29日 10時) (レス) @page49 id: 0477d9d353 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - YUIさん» YUI様、はじめまして！大好きだなんて言っていただけてとっても嬉しいです〜♪(^^)ジンカッコいいですよね♪またどこかで出しますね！温かいコメントありがとうございます！ (5月10日 21時) (レス) id: d771ac194a (このIDを非表示/違反報告)
YUI(プロフ) - 初めまして。こちらの作品が大好きです( ^ω^ )ジンさん大好きなので、また出していただけたら嬉しいです♪これからも頑張って下さい( ^ω^ ) (5月10日 19時) (レス) id: 3877204990 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ウルさん» 嬉しいです(^^)♡笑 風邪をひいてもらった甲斐があります♡笑 (2023年5月6日 23時) (レス) id: d771ac194a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2023年4月19日 14時
