番外編ーFBIとの迎合�� ページ41
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NO side
やっと玄関を開けてもらい、工藤邸のリビングまで案内されるジョディとキャメル。
あまりFBIに顔を晒したくないと思ったAは、少々俯き気味にそそくさとリビングへの扉を開けて、『どうぞ』と客人(というより正確には現状敵なのだが)2人を中へと促した。
その際顔を上げたAと今日そこで初めて目が合ったキャメルは、まさに扉をくぐろうというところで固まり動けなくなっていた。
…赤井の声がかかるまでは。
赤井「退けキャメル」
キャメル「す、すみません！つい、見惚れてしまって…。こんな美人なかなかいないから」
ジョディ「…悪かったわね！」
2人は自分の正体を知らないとはいえ、3人ものFBIに囲まれて不安になってきたAは赤井の袖を引く。
『ねえ…言わないんじゃなかったの？』
赤井「安心しろ。別に君を取って食おうというわけじゃない」
『…取って食われそうなんですけど』
赤井「…俺が生きているとこの2人にバレた以上、俺と一緒に住んでるお前に探りを入れられる前にこちらから堂々と紹介しておいた方がいいと思ったんでな。
A、俺を信じて任せてくれ」
『………うん…わかった』
渋々ではあるが、赤井がそう言うならと身を引いた直後に発せられた紹介文に、Aは耳を疑うこととなる。
赤井「紹介するよ。彼女は以前焼けたアパートで隣に住んでた、ただのニートだ」
『おいまてこら』
赤井「住む家に困っていたようなんでな。
彼女の身元なら俺が保証する。……大丈夫だ」
未だかつてこれ程までに信用ならない大丈夫があっただろうか。
しかし赤井秀一過激派のこの捜査官(特にアンドレ･キャメル)の目には、彼女は大丈夫なんだ！良かった良かった！としか写っていない。
赤井が黒と言えば黒だし、白と言えばそれが例えどんなに真っ黒に見える物でも白なのだ。
ニート説をどれだけ釈明しようとしたところで、今まで組織でしか大した功績をあげてこなかったのだから、ボロが出るだけになりそうだ。
そう判断したAは、赤井の影に隠れて会話も赤井に任せ、自ら口を開くことをやめた。
黙っていればただのとても可愛い女の子であることはこちとら自覚済みなのである。
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まゆ(プロフ) - この作品ドストライクです。更新待ってます」 (1月12日 18時) (
レス) @page49 id: 808ea90ce0 (このIDを非表示/違反報告)
S4R2(プロフ) - 続きが読みたい (6月29日 10時) (レス) @page49 id: 0477d9d353 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - YUIさん» YUI様、はじめまして！大好きだなんて言っていただけてとっても嬉しいです〜♪(^^)ジンカッコいいですよね♪またどこかで出しますね！温かいコメントありがとうございます！ (5月10日 21時) (レス) id: d771ac194a (このIDを非表示/違反報告)
YUI(プロフ) - 初めまして。こちらの作品が大好きです( ^ω^ )ジンさん大好きなので、また出していただけたら嬉しいです♪これからも頑張って下さい( ^ω^ ) (5月10日 19時) (レス) id: 3877204990 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ウルさん» 嬉しいです(^^)♡笑 風邪をひいてもらった甲斐があります♡笑 (2023年5月6日 23時) (レス) id: d771ac194a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2023年4月19日 14時
