37.1回だけなら ページ39
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Aside
沖矢「ところで、キスがしたいんですが」
『は？今？駄目です』
あれ？今そういう恋人同士のいい雰囲気の流れだった？
何故か事件も起きてるし、早く帰りたいだけなんだけど。
沖矢「誰も見ていませんよ」
『…それ、拾ったお金をネコババする人の心理だからね。
バーボンが見てるでしょ。それはもう凶悪な顔で』
沖矢「なら尚更した方がいい。
沖矢昴がこれ以上怪しいと疑われない為にも、彼らにはハッキリと僕たちが恋人関係だと認識させないといけませんから」
『…ベルモットにもってこと？』
沖矢「ええ、そうです」
『……………じゃあ、1回だけなら』
沖矢「ええ…十分ですよ。
続きは家に帰ってから沢山するつもりなので」
頬に手を添えられて触れるだけのキスをされる。
遠くの方で何かが割れた音がした。
『そういえばバーボン、私がもらったコードネーム聞いたら何故か怒ってたんだよね』
沖矢「…へえ、どんな？」
『"スカーレットヴェルデアマーロ"
でも赤じゃなくて緑色のお酒なんだよ？
バーボンがNGなのって確か赤だけのはずなんだけどな』
ちなみにジンは律儀にも略さずに私のコードネームをフルネームで呼んでたけど、長すぎることに気が付いたのか最近呼ばれなくなった。
よってもはや誰からもコードネームで呼ばれていない。可哀想なコードネームだ。
沖矢「なるほど…。それは興味深い」
そう言って片目だけ開いた赤井秀一。
わぁいいなぁ。すごく綺麗な深緑の瞳。
『ッしまった！！それが原因か！！！』
その後事件は難なく解かれ、コナン君とJK2人組が帰ってしまうと、ここは警察官がちらほら出入りするだけになり辺りが閑散としてきた。
ここに残っているのは沖矢昴と私、そしてバーボンとベルモットだ。
「さあ、僕たちも帰りましょうか」と手を差し伸べられて『そうですね(あ、ベルモットに疑われない為に手を繋ぐのかな？)』と、沖矢昴の手を取ると同時に反対側の腕をぐっと引かれた。
つられるようにそちらを見やると、そこには過去一と言っていい程に怖い顔を携えたバーボンがいた。
『あむ』「ッ君が好きなのはこの僕だろう！！！」
『えっ、…』
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まゆ(プロフ) - この作品ドストライクです。更新待ってます」 (1月12日 18時) (
レス) @page49 id: 808ea90ce0 (このIDを非表示/違反報告)
S4R2(プロフ) - 続きが読みたい (6月29日 10時) (レス) @page49 id: 0477d9d353 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - YUIさん» YUI様、はじめまして！大好きだなんて言っていただけてとっても嬉しいです〜♪(^^)ジンカッコいいですよね♪またどこかで出しますね！温かいコメントありがとうございます！ (5月10日 21時) (レス) id: d771ac194a (このIDを非表示/違反報告)
YUI(プロフ) - 初めまして。こちらの作品が大好きです( ^ω^ )ジンさん大好きなので、また出していただけたら嬉しいです♪これからも頑張って下さい( ^ω^ ) (5月10日 19時) (レス) id: 3877204990 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ウルさん» 嬉しいです(^^)♡笑 風邪をひいてもらった甲斐があります♡笑 (2023年5月6日 23時) (レス) id: d771ac194a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2023年4月19日 14時
