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待ち合わせ場所の無人駅のベンチに座る。






やっぱりアイドルだから見つかったら大変だよね。







そんな事を考えてるとタクシーが停まった。








ドアが開いて出てきたのは永瀬君だった。







黒の無地の服にジーンズ、そしてジャケット。









シンプルな格好だけど絵になる。








見取れてると顔を覗き込まれる。








「七海?どした?」






「何でもない!」






「なら良いけど」





背を向けてタクシーに乗る永瀬君の後を追う。







アイドルだから呼び捨てとか抵抗無いのかな。







そんな事を考えながらタクシーに乗り込んだ。

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作者名: | 作成日時:2017年10月10日 15時

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