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結局昨日から一睡も出来なかった。
おかげで脳は全く働かず、食欲もなく、朝からふらふらで3回も電柱にぶつかってしまった。
『おはよ〜』
耳「おはよってA！？あんた隈すごいよ」
隈はいつもの事だからファンデで消すのに今日は忘れてたみたいだ。
『あはは、夜更かししすぎた〜』
耳「もう、起こしてあげるから寝ときなよ」
『ありがと響香〜』
机に伏せると教室の騒がしさが際立つ。
こんなにうるさかったらいつもは眠れないのに
何故か今日はそのうるささが心地よくてすぐに眠れた。
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耳郎side
今日のAは朝から可笑しくて、どこか元気がなかった。
瀬「寝てんの？」
そう言いながら瀬呂がAの寝顔の写真を撮る。
瀬呂は多分Aのことが好きだ。
「うん、なんか朝から元気なくて」
そっと頭を撫でると軽く体が強ばる。
少し前に気づいたことだった。
きっかけは真緒の頭に糸が付いているのを取ろうとした時。
頭に手を伸ばすと、Aは、凄い勢いで後ろに跳んだ。
『あ、ごめんじゃん(笑)びっくりして跳んだ』
その時はヘラヘラ笑ってたけど跳んだ時の顔が見たことも無い怯えた表情ですぐに嘘だと分かった。
人それぞれ過去があるから無理に聞くことはしない。
でも、今でも何かに怯えて、苦しんでるのを見るのは辛くて、相談して欲しい。
瀬「こいつさ、この前上鳴とふざけてびっくりさせた時は、凄い怯えてたんだよな。
ほら、あんじゃん？パンチすると見せかけて目の前で止めるやつ。
こいつ尻もちついて必死に頭守ってて
なんかあったのかなって」
「頭撫でてみ」
瀬「は？！」
「まぁ、いいから」
瀬呂は頭を撫でると、寝ながらも無意識に体を強ばらせるAを見て悲しそうにした。
「過去になんかあったんだろうね」
瀬「過去だけだったらいいけどさ、ここまで引きずる？無意識だぜ？寝てるのに」
「本人に聞こうにも嫌な事思い出させるだけだしこればっかりは難しいでしょ」
その時ちょうど先生が入ってきた。
相「ん、時重寝てんのか？」
上「珍し！！俺が電気で起こして…！」
耳﹨ 瀬「やめて﹨ やめろ」
上「え？」
耳「A朝から元気ないし隈も凄いから…
うちらがちゃんと説明しとくから寝かしてあげて」
切「うわっほんとだ、隈すげえ！」
瀬「静かに」
切「おっ、すまねぇ」
上「でもなんで元気ねぇんだ？」
芦「職場体験とか？」
葉「ハートヒートとメディシア、だっけ？」
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なっぱ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» ありがとうございます！活動の原動力になります！大好きだと言って貰える作品にできているんだ、って舞い上がりした笑笑 拙い文章ですが、これからも楽しんで貰えるように頑張りますね！ありがとうございます！！ (2022年2月4日 20時) (
レス) id: 2df58a6fe1 (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - この小説大好きです！無理せず更新してくださいね。待ってます！ (2021年8月30日 16時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
なっぱ(プロフ) - あつさん» そう言って頂けて幸いです！ありがとうございます！！話の軸もブレブレですがこれからも面白いって思って貰えるように頑張って書いていきます！ (2020年6月29日 8時) (レス) id: 2b07e8ae67 (このIDを非表示/違反報告)
なっぱ(プロフ) - 桜さん» 一生懸命伝えようとして下さってありがとうございます！凄く更新の力になりました！これからも亀ペースですがどんどん更新していくのでよろしくお願いします！ (2020年6月29日 8時) (レス) id: 2b07e8ae67 (このIDを非表示/違反報告)
あつ(プロフ) - 面白いです！！続き楽しみにしてます (2020年6月28日 23時) (レス) id: b0ab1c93e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっぱ | 作成日時：2020年4月27日 20時
