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終わった。
やっと終わった。
そう思った時だった。
相｢おい！A！！｣
『っ！』
荼毘に掴まれていたはずの手には、白い布が巻きついていて、気づけば消ちゃんの腕の中だった。
『しょ、、、ちゃん』
あれ？水？
違う、涙だ。なんで？
怖かったのか？
戸惑ってるうちにもう荼毘はいなくなっていて。
静かに消ちゃんに抱かれていた。
久々の温もりに涙が止めらなくて、ずっとこうしていてかった。
でも、ダメなんだ。
『ごめんなさい。ありがとうございます』
相｢……｣
『じゃあ、さよなら』
相｢は？｣
飛べ。最大のスピードで。
見られる、消される前に。
私のせいで今皆が戦って、苦しんでいる。
そんなことは耐えられない。
行かないと。
飛びながら、消化していく。
｢ん？あれ…｣
ガス？そこまで濃くはないから、発生源を捉えたあとなのかもしれない。
とりあえず、上昇気流を発生させて、上に留めておく。
『早くしないと、』
皆が危ない。
ふと声がして、見てみると、緑谷くんや轟くん達がいて、戦っていた。
『ちょっとまって！！』
緑｢え、時重さん？？｣
ﾐｽﾀｰ｢まさか、自分から来るとは｣
『目的は私でしょ。
着いていくから皆を傷つけるのはやめて』
荼｢今更ヒーロー面かよ。
ヴィランが。
所詮俺達と一緒だ｣
爆｢は？｣
緑｢時重さんが、ヴィラン、？｣
『違う！私はヴィランなんかじゃない！』
荼｢おいおいそんな口聞いていいのかよ今すぐお友達に攻撃再開したっていいんだぜ？｣
『っ、』
荼｢そう、黙ってこっちに来ればいい。｣
皆が止めようとこっちに走ってくる。
『座ってて』
｢｢｢｢っ！｣｣｣｣
個性で座らせる。
『元の場所に戻って』
緑｢時重さん！！｣
『黙って！！！！走って！！！
早く逃げて！！！』
荼｢おっと、お前もこっちな？｣
『は？』
あっという間に爆豪くんが連れ去られて、私の隣で捕まっている。
爆｢は？｣
私の、せいだ。
私が個性なんかかけたから。
爆豪くんなら、私が個性をかけてさえ居なければ、逃げられたはずだ。
個性さえなければ。
そもそも私が生まれたからこうなった、？
私が生まれたせいなんだ。
『ご、ごめんなさい、ごめんなさいっ！』
私の個性が解けてしまった皆が、助けようと戻ってくる。
荼｢じゃああとで、またすぐに｣
緑｢待て！！！！！｣
麗｢Aちゃん！！｣
『来ちゃだめ！！』
荼毘が意味深な一言放って、私たちはモヤの中に消えていった。
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なっぱ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» ありがとうございます！活動の原動力になります！大好きだと言って貰える作品にできているんだ、って舞い上がりした笑笑 拙い文章ですが、これからも楽しんで貰えるように頑張りますね！ありがとうございます！！ (2022年2月4日 20時) (
レス) id: 2df58a6fe1 (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - この小説大好きです！無理せず更新してくださいね。待ってます！ (2021年8月30日 16時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
なっぱ(プロフ) - あつさん» そう言って頂けて幸いです！ありがとうございます！！話の軸もブレブレですがこれからも面白いって思って貰えるように頑張って書いていきます！ (2020年6月29日 8時) (レス) id: 2b07e8ae67 (このIDを非表示/違反報告)
なっぱ(プロフ) - 桜さん» 一生懸命伝えようとして下さってありがとうございます！凄く更新の力になりました！これからも亀ペースですがどんどん更新していくのでよろしくお願いします！ (2020年6月29日 8時) (レス) id: 2b07e8ae67 (このIDを非表示/違反報告)
あつ(プロフ) - 面白いです！！続き楽しみにしてます (2020年6月28日 23時) (レス) id: b0ab1c93e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっぱ | 作成日時：2020年4月27日 20時
