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私はヒーローを知ったあの日から、強く自由を欲するようになった。
助けが来ないことが分かりきっている。
ただ、諦めきれなかった。
そんなとき、私の中でひとつの考えが浮かぶようになった。
(自分で自由を掴めばいい。)
自分がこの施設の誰よりも強いことは分かっている。
人手が薄くなるタイミングも知っている。
鍛えさせられた記憶力と、この前外に出た時のおかげで外に出るルートも分かる。
(これしかない。)
次のチャンスは3日後だ。
チャンスは１回しかないだろう。
失敗でもしたら何があるか分からない。
絶対に失敗出来ない。
でも、やってみる価値はある。
どうせ実験台として苦しみ続ける人生だ。
1度くらい夢を見たい。
絶対に逃げ切って見せる。
ヒーローside
「だいぶ情報が集まったな。」
「えぇ。」
「人手が薄くなるタイミングは3日後。
そこで突入する。当日は、ここにいるヒーロー以外も来て下さるらしい。
必ず、必ず助けよう。」
「「「「「「はい！」」」」」」
「メモリア、新しい情報は？」
メ「新しい記憶を引き続き辿っていますが、もしかしたら彼女も逃走しようとしているかと。
最近、記憶のリプライがよく行われているようです。
しかも、同じ施設のヤツらと戦った記憶と、施設から出るルートです。」
「、、、、！」
メ「さすがに、いつ逃走するかどうかは分かりませんが、かなり救出しやすくなるかと。」
「そう、だな。」
メ「どうしました？」
「いや、すまない。こんなに幼い少女にここまで背負わせてしまっていることが本当に申し訳なくて。」
メ「だからこそ、必ず救出しましょう。」
「あぁ！皆、頑張ろう。」
「「「「「「はい!!」」」」」」
皆が退室したあと、
イレイザー「もし、彼女を救出できたとしてもその後はどうなるんですか。」
「児童施設に入る予定だ。」
イレイザー「それなら、うちの校長から相談が、、、、」
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「確かに、彼女の精神面を考えたらその方がいいかもしれないが、、、、
そんなことそう簡単に出来ることじゃない。」
イ「えぇ。なのでそこはあなた方のお力を貸していただきたい。」
「考えておく。」
イ「ありがとうございます。」
キョウ達、A、警察、ヒーローがそれぞれ動き出した。
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なっぱ(プロフ) - 。さん» 本当にありがとうございました!!! (2020年2月15日 8時) (
レス) id: b6e3c485b0 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 外せてますよ！ (2020年2月14日 22時) (レス) id: 704c3ea7dc (このIDを非表示/違反報告)
なっぱ(プロフ) - 。さん» 教えて下さりありがとうございます!!!本当にごめんなさい！外せているでしょうか？ (2020年2月14日 21時) (レス) id: b6e3c485b0 (このIDを非表示/違反報告)
。 - オリジナルフラグを外して下さい。違反ですよー。 (2020年2月14日 21時) (レス) id: 704c3ea7dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっぱ | 作成日時：2020年2月14日 21時
