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体育祭当日
『帰る』
耳「早いから」
『緊張で吐きそう』
耳「吐いたら殴る」
『やだ怖い』
今日は日本の一大イベント、雄英体育祭だ。
マイク先生に紹介されながら入場すると、これまでの人生で見たこともない量の人が、こっちを見ている。
「選手宣誓1年A組 爆豪勝己」
『やらかす予感』
耳「同じく」
爆「せんせー、俺が1位になる」
『ほらぁ、やっぱり』
イライラしてくる。
1位になるのは私なのだから。
作戦だって用意してある。
『絶対勝つ、！』
耳「顔怖いからやめて」
私はイライラを抱えたまま第1種目を迎えた。
いわゆる障害物競走らしい。
『1位で突破、1位で突破、1位で突破…』
耳「怖い怖い怖い怖い」
『は！』
耳「何いきなり」
私は凄いことを思いついたのだ。
轟「お？」
轟くんの前に立つ。
『ありがとね』
轟「あ、あぁ」
絶対私の事変なやつだと思ったよアイツ。
爆「あ？」
『うっさい』
爆「！」
珍しく暴言を吐く私にびっくりして固まっている爆豪の前にも立つ。
あんな爆弾発言した爆豪だけは許さない。
1位は私だ。
私抜きで！！(ここ大事)障害物競走で1位になるのはこの2人のうちのどれかだろう。
勘のいい人はもう私が何しようとしてるのか気づいたかな？
耳「何してたの？」
『んー、ちょっと準備』
耳「え？」
『まぁまぁ、後で分かるから』
そうこうしてる間に、スタートの合図がかかり
皆が一斉に走り出す。
『おぉ、凄い勢い』
でも、私は行かない。
『体育座りでもして待っとこっかな』
スタート地点のど真ん中で座る。
カメラを向けられたからピースで応える。
マイク「おっとぉ？！
1人まだスタート地点だぞ！？
何してる1年A組時重A！
体育座りしてるぞ！！」
皆がこっちを見る。ヒラヒラと手を振る。
あ、男の子が振り返してくれた。可愛い！
手元に風船がある状態を再体験して、男の子の元へ風で飛ばした。
『あ！個性使っちゃたじゃん』
喜んでるし可愛いからいいか。
『よし、そろそろかな』
マイク先生の実況で皆が今どの辺にいるかはだいたい分かる。
もうすげでゴールらしい。
『それじゃ、レッツゴー！！』
走りながら個性を発動する。
思い出せ、今の1位は轟だ。
轟の前に立っていた自分を鮮明に！！
マ「Hey！時重が消えたぞ！？っては？？
1位は時重！！ぶっちぎりだあぁ！！」
『おっさきぃ〜！』
こうなれば私の勝ちだ。
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なっぱ(プロフ) - 。さん» 本当にありがとうございました!!! (2020年2月15日 8時) (
レス) id: b6e3c485b0 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 外せてますよ！ (2020年2月14日 22時) (レス) id: 704c3ea7dc (このIDを非表示/違反報告)
なっぱ(プロフ) - 。さん» 教えて下さりありがとうございます!!!本当にごめんなさい！外せているでしょうか？ (2020年2月14日 21時) (レス) id: b6e3c485b0 (このIDを非表示/違反報告)
。 - オリジナルフラグを外して下さい。違反ですよー。 (2020年2月14日 21時) (レス) id: 704c3ea7dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっぱ | 作成日時：2020年2月14日 21時
