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当たり前だけど、目が覚めても病院だった。
またUSJのことが蘇る。
看「体調はどう？」
おっと、看護師さんが来てしまった。
持ち前のポジティブさを活かせ！
『めっっっっっちゃ元気です』
笑いながらぶんぶん腕を回して見みせる。
看護師さんはクスッと笑った。
看「体はもうなんともないから、明後日には退院出来るわ。」
『おぉ、流石わたし！！』
看「む、そうでも無いわよ。
貴方1週間も目を覚まさなかったんだから」
『え。うそん、何故だ』
看「運ばれてきた時に、
手足が凄い状態だったのもあるけど、
やっぱり1番大きいのはメンタル面かな
1人で戦ってたんでしょう？
ヒーロー科と言えどやっぱり敵は怖いから
気づかない間に緊張してたのかもね」
『ほぉ〜。
じゃあ明後日まで様子見ってことですか？』
看「そう言うこと。
病院内は歩き回っていいからね。
屋上に広場があるから散歩してみたら？」
『そうします！！』
散歩は好きだ。暗い気持ちを切り替えよう。
怖がっていた皆に助けて欲しかった、なんておこがましい。助けられなくて当たり前だ。
その後、病院食をほんの少しと、冷蔵庫に入っていたゼリーを食べた。
消ちゃんが持ってきてくれたのだろう。
『いってきまーす』
看「はーい、行ってらっしゃい」
その後すぐに散歩に出かけた。
皆に会いたくなかったからだ。朝から何件と着信が来ていたし、皆来るんだろう。
消ちゃんも来るらしいけど、会ったら泣いてしまいそうだから辞めた。
『うわ、綺麗！！』
看護師さんが勧めてくれた広場は沢山花が咲いていて、見頃だった。
『なんか、浄化されていく感じかする』
その時向こうから泣き声が聞こえた。
こんな朝早くからどうしたんだろう。
『どうしたの？』
男の子に視線を合わせて声をかける。
「ｸﾞｽｯ、これ、壊れちゃったの」
男の子の手には私も昔持っていた車のおもちゃが壊れていた。
形状は覚えているし、直せるだろう。
『ちょっと貸してくれる？』
「え？うん」
個性を使って……
個性。脳無を殺したあの個性。制御が効かなくて死柄木にも無意識に電流をあびせた。
敵だったからよかったけど、先生や、友達だったら？？
「お姉ちゃん、大丈夫？？」
『え？あ、ごめんね』
こんなことでうじうじしてはいけない。
『はい、どうぞ！』
「わぁぁ！凄いねお姉ちゃん！ヒーローだ！」
『お姉ちゃんはまだヒーローじゃないよ。
いつかなるかもしれない』
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なっぱ(プロフ) - 。さん» 本当にありがとうございました!!! (2020年2月15日 8時) (
レス) id: b6e3c485b0 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 外せてますよ！ (2020年2月14日 22時) (レス) id: 704c3ea7dc (このIDを非表示/違反報告)
なっぱ(プロフ) - 。さん» 教えて下さりありがとうございます!!!本当にごめんなさい！外せているでしょうか？ (2020年2月14日 21時) (レス) id: b6e3c485b0 (このIDを非表示/違反報告)
。 - オリジナルフラグを外して下さい。違反ですよー。 (2020年2月14日 21時) (レス) id: 704c3ea7dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっぱ | 作成日時：2020年2月14日 21時
