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個性で目星をつけた過去を再体験する。案の定、頭痛でコントロールが上手くいかず、皆を巻き添えにしてしまう。
『やっぱり皆も。ごめんね』
菅「あの白髪の子、誰だ？」
『昔の私。まぁ、見てたらわかるよ。』
これまでの訓練の成果が出た。
自分が第三者となって、空間だけを再体験する練習をしていた。
電流とか、火とか、人体に直接ダメージを与える攻撃をしたい時、自分も再体験してしまったら意味が無い。
香「あ、あれ！」
そこには、首に機械を埋め込まれている幼い自分がいた。
菅「どういうことだ!?」
私の過去を知らない菅さんは訳が分からないだろう。
相「5年前の事件、10歳の少女が人体実験されてたの覚えてるか。」
菅「！、もしかして、？」
『そう、その少女が私。』
菅「！」
過去の自分は痛みにもがいている。
『・・・・・』
どうしても胸が苦しくなってしまう。押しつぶされそうだ。
相「大丈夫。俺がいるから。」
知らぬ間に震えていたようで、消ちゃんが抱き寄せてくれる。
『ふぅ、とりあえず戻るね。』
個性を解除する。精神的にどっと疲れた。
相「よく頑張ったな」
『うん、さっきはありがとう。』
後日、機械をとる手術と吐血の原因を探るため病院に行くことになった。
相澤side
「自爆装置？」
医「はい。首の他にも埋め込まれている可能性もあります。
今回、首だったからまだ取ることが出来ましたが、他に例えば、心臓だとか脳にあったりでもすれば、撮ることは出来ません。
恐らく、強い衝撃を受けると爆発するタイプでしょう。」
「・・・・」
医「Aさんには伝えますか？」
「いや、伝えないでおきます。」
医「わかりました。
それと、吐血の件ですが、ストレスが原因でした。とりあえず安定剤を出しておきます。」
相「ありがとうございます。」
医「それじゃあ、お大事に。」
他の教師達にも話した。
香「そんな、、、」
根「皆、辛いのもわかる。
でも今我々がすべき事は落ち込むことじゃない。まだAちゃんに話していないのなら尚更だ。
彼女は聡い。だからこそ、彼女に気づかれないように笑っていよう。
明日も試験がある。まずはその準備だ。」
Aの体に他にも機械が埋め込まれていませんように。
そう願いながら、校長の言葉にそれぞれが準備を進めた。
Aなら明日の試験も上手くいって、ここにも受かるだろう。
ここに来ればAも守ることができる。
だからこそ頑張ってくれ。
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なっぱ(プロフ) - 。さん» 本当にありがとうございました!!! (2020年2月15日 8時) (
レス) id: b6e3c485b0 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 外せてますよ！ (2020年2月14日 22時) (レス) id: 704c3ea7dc (このIDを非表示/違反報告)
なっぱ(プロフ) - 。さん» 教えて下さりありがとうございます!!!本当にごめんなさい！外せているでしょうか？ (2020年2月14日 21時) (レス) id: b6e3c485b0 (このIDを非表示/違反報告)
。 - オリジナルフラグを外して下さい。違反ですよー。 (2020年2月14日 21時) (レス) id: 704c3ea7dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっぱ | 作成日時：2020年2月14日 21時
