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「ん……」
体に重くのしかかる圧力で目が覚めると、お兄ちゃんが私を抱き枕のように抱きしめながら隣で眠っていた。びっくりして声が出なかったのがせめてもの救い。だって、こんな状況でどんな顔をしたらいいか分からないし、なによりめちゃくちゃ困る。寝起きから自分の心臓の音がドクンドクン耳に響いてうるさい。そもそもお兄ちゃんってこんなに寝相悪かったっけ…？そんなことを頭の中で考えていると、
「A…？」
私の微かな動きに反応してお兄ちゃんが起きてしまった。寝起きで少し掠れたお兄ちゃんの声が私の耳に響く。
「…重いよ」
「あなたが呼んだでしょうよ」
「…よ、呼んでない」
そんなの身に覚えがない。昨夜の記憶を辿っても見つからない。…っていうか、そんなことより一刻も早くお兄ちゃんと離れないと先輩方が起きた時にややこしくなる。
「重いってば」
「はいはい」
お兄ちゃんが私から離れてトイレに向かう背中を見送り、時計を見るともうお昼の時間を知らせていた。私の日曜日、あと半日しかないじゃんか。先輩方とお兄ちゃんのせいで心身共に休まらない休日を過ごした気がする。
お兄ちゃんの言ってた「あなたが呼んだでしょうよ」の言葉は胸に引っかかったまま。
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まゆみん(プロフ) - 血がつながらない設定ですか？ (3月17日 22時) (
レス) id: 66c22866d5 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - くみさん» 元気になったので作品執筆頑張ります🥰ありがとうございます！ (8月25日 5時) (レス) id: bfcb84f2df (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - 更新ありがとう御座います！お身体お大事にして下さいね‼️ (8月24日 14時) (レス) @page19 id: ac351487ee (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - くみさん» コメントありがとうございます🫶🏻温かいお言葉が身に染みます߹~߹♡更新が滞らないよう頑張ります！ (8月14日 15時) (レス) id: bfcb84f2df (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - 更新ありがとう御座います！展開がめちゃ気になります‼️素敵なお話読ませて頂きありがとう御座います😃 (8月13日 21時) (レス) @page12 id: ac351487ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわり | 作成日時：2023年8月12日 22時
