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-A-
樹くんと2人で病室を出て、廊下のソファに座る
樹｢…さっきはごめん。｣
｢いえ。｣
樹｢ホントにごめんなさい。｣
｢あの、美勇人の“ホントの所”って…｣
樹｢あぁ…これ言ったらさ、美勇人に怒られるかもしんないけど…｣
｢教えてください。｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｢…ぇ｣
嘘…
樹｢あいつもかっこつけたいんだよ。あんたが心配しないように。｣
｢…逆効果。｣
樹｢美勇人なりの優しさだよ。｣
美勇人くんが病院にいる原因は私だった
記憶から抜けた、パニックになっていた時間
覚えてない所で美勇人くんに怪我をさせてた
｢…美勇人。｣
樹｢大丈夫だよ、あいつは。｣
｢樹くん、ありがとう。｣
樹｢敬語抜けた笑｣
｢すみません。｣
樹｢気にすんなって。｣
しばらく話していると看護師さんが病室から出てきた
｢まだ入らない方がいいかな…｣
樹｢…どーだろ？｣
美｢樹ー。｣
樹｢いいっぽくね？｣
｢うん。｣
また病室に入る
美｢ねぇ樹ー｣
樹｢の、前に。｣
美｢へ？｣
｢美勇人、ごめんなさい。｣
美｢は？｣
謝ると樹くんを睨む美勇人
樹｢ごめん笑｣
美｢…A ごめんな。言わなくて。｣
｢ううん。｣
美勇人に謝られる筋合いないのに
優しすぎるんだって
美｢明日って通し？｣
樹｢何が？｣
美｢レッスン。メドレーの。｣
樹｢あー、だったかも。｣
美｢行きてぇ。｣
樹｢来んな。｣
美｢明後日収録だろ？｣
樹｢たぶん。｣
美｢絶対明日行くから。｣
｢…バカ。｣
美｢え？｣
｢私のせいだけど、怪我と体力だって…｣
美｢ファンが待ってるんだよ。練習しなきゃ。｣
樹｢何アイドルみたいな事言ってんだよ。｣
美｢アイドルだもん。｣
樹｢もう…好きにしろ。｣
確かにそうだけど…
完全に呆れ顔の樹くん
ごめんなさい、私のせいで
｢樹くん、頑張って。｣
美｢何で樹だけ！？｣
｢私、萩ちゃんだけじゃないんだよ？担当。｣
樹｢よっしゃ！｣
美｢え、俺は？｣
｢かっこよくて煩くてあざとくてダンスうまくてポンコツだから嫌。｣
美｢褒めてんじゃん。｣
樹｢半分けなされてない？｣
美｢俺のこと好きじゃないの？｣
それは…どういう意味？
男として？アイドルとして？
…どっちにしても
｢好きじゃない｣
また気づき始めた気持ちに蓋をする
正直になっちゃいけない
この先ずっと
決意を曲げないためにも
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葵瞳(プロフ) - じゃがりこさん» 現実とリンクする部分は 私なりの解釈と推測、想像、妄想で書いているので意見や話の流れに偏りが出てしまいますが…(-_-;)ありがとうございます！頑張ります(^-^) (2017年8月24日 0時) (
レス) id: 8635c21276 (このIDを非表示/違反報告)
葵瞳(プロフ) - 星空さん» コメントありがとうございます！好きだと言っていただけて嬉しいです(*´`)拙い文章ですがこれからもよろしくお願いします！ (2017年8月24日 0時) (レス) id: 8635c21276 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこ(プロフ) - お返事ありがとうございます！TravisJapanの1人1人の想いが伝わってきて胸が苦しいです。更新楽しみにしています。頑張ってください(´∇｀) (2017年8月23日 23時) (レス) id: 5b1e780a68 (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - こんばんは！初めまして！このお話が好きすぎてコメントさせていただきました！作者さんもいろいろと忙しいと思いますが楽しみにしてるのでこれからも頑張ってください(^^) (2017年8月23日 23時) (レス) id: 01c79d93c2 (このIDを非表示/違反報告)
葵瞳(プロフ) - じゃがりこさん» コメントありがとうございます！最近美勇人くんサイドばかり書いてて…すみません。読んでくださってありがとうございます！まだこの先どうなるのか作者自身わかっていませんが…出来る限り頑張るのでこれからもよろしくお願いします。 (2017年8月23日 0時) (レス) id: 8635c21276 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵瞳 | 作成日時：2017年7月15日 0時
