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-美勇人-
俺の疑問に聞く耳も持たないで答えるA
美｢何があったんだよ…。｣
｢何もないって。｣
…俺と同じだ
何かを隠そうとしてる
美｢教えてよ。｣
｢関係ないから。｣
なんで、なんで言ってくんねぇの？
｢じゃ、私行くね。｣
美｢どこに？｣
質問に答えないまま玄関に行くA
｢美勇人。｣
美｢何？｣
｢…バイバイ。｣
美｢おい！！｣
“バイバイ”と言うと玄関から飛び出ていった
俺は急いで靴を履き、家を出る
さすがに男女の差があるだけ、Aの足には追いついた
美｢待てって！｣
｢来ないでよ！｣
腕を掴んだら振り払われた
…しかも怖がらせた
美｢なんで…｣
｢来ないでってば。｣
美｢どこ行くんだって聞いてんじゃん。｣
｢…干渉しないで。｣
美｢は？｣
｢…彼氏でもないくせに干渉しないで！！｣
“彼氏でもないくせに”
その言葉が一番刺さる
美｢俺はなりたいよ。彼氏ならよかったの？｣
｢…もう、無理だよ。｣
美｢無理なんて…｣
｢無理なの、もう。｣
なんで、何も言ってくれないし
何の理由もわからない
？｢お前ら朝から大声出したら近所に迷惑だろ。｣
美｢…嘘だ。｣
そんなはず…
じゃああの時Aを抱きしめてたのは…
そんなはずない
そう思いたかった
曲がり角から俺たちに話しかけてきたのは…
｢……聖さん。｣
…ありえない
｢行きましょう。｣
俺はただ2人の後ろ姿を見ることしかできなかった
俺も歩けなかった距離感
手もつなげるほどの近さ
美｢…涙くらいでろよ、俺。｣
訳が分からなかった
何もかも
ただ、終わった
俺たちの関係はきっと終わってしまった
レッスンを休むわけには行かないから レッスン場に向かった
メドレーの通し練習があるからJrのグループが全部集まる
休憩に入った
美｢樹。｣
樹｢ん？どうした？｣
美｢聖くんって今どうしてる？｣
樹｢聖？家にいると思うけど…。｣
美｢そっか。｣
樹｢兄貴がどうかしたか？｣
美｢いや…聖くんは…関係ないんだ。｣
樹にまで迷惑はかけられない
ましてや聖くんが関わってる話だから余計に
樹｢彼女の話とか？｣
美｢…彼女か。｣
樹｢彼女なの？｣
美｢なれなかったよ、俺は彼氏に。｣
Aの話を少しだけした
樹｢その話と聖 関係あるんだろ？｣
美｢ないって。｣
嘘をつきながら
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葵瞳(プロフ) - じゃがりこさん» 現実とリンクする部分は 私なりの解釈と推測、想像、妄想で書いているので意見や話の流れに偏りが出てしまいますが…(-_-;)ありがとうございます！頑張ります(^-^) (2017年8月24日 0時) (
レス) id: 8635c21276 (このIDを非表示/違反報告)
葵瞳(プロフ) - 星空さん» コメントありがとうございます！好きだと言っていただけて嬉しいです(*´`)拙い文章ですがこれからもよろしくお願いします！ (2017年8月24日 0時) (レス) id: 8635c21276 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこ(プロフ) - お返事ありがとうございます！TravisJapanの1人1人の想いが伝わってきて胸が苦しいです。更新楽しみにしています。頑張ってください(´∇｀) (2017年8月23日 23時) (レス) id: 5b1e780a68 (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - こんばんは！初めまして！このお話が好きすぎてコメントさせていただきました！作者さんもいろいろと忙しいと思いますが楽しみにしてるのでこれからも頑張ってください(^^) (2017年8月23日 23時) (レス) id: 01c79d93c2 (このIDを非表示/違反報告)
葵瞳(プロフ) - じゃがりこさん» コメントありがとうございます！最近美勇人くんサイドばかり書いてて…すみません。読んでくださってありがとうございます！まだこの先どうなるのか作者自身わかっていませんが…出来る限り頑張るのでこれからもよろしくお願いします。 (2017年8月23日 0時) (レス) id: 8635c21276 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵瞳 | 作成日時：2017年7月15日 0時
