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時間が経つのは早いもので、あっという間にジミンさんとの約束の日になった。
今日はカウンセリングを受ける日。気合を入れてメイクと服を選ぶ。
JK「何をそんな気合い入れてるの笑?」
首をこてんと傾げて聞いてくるジョングクさん。
『気合いです気合。私は強いんだぞって言う気合い!』
JK「謎すぎるね。弱い所を補完してもらうためにカウンセリングうけるんじゃないの笑?」
そんな正論は聞いていない。
ちなみにジョングクさんにはまた仕事を休ませてしまった。
別に着いてこなくても大丈夫ですよって言ったんだけど。
俺はコネの力でどうにかなるって胸を張って着いてくると宣言した。
そんなこと言いながらジョングクさんは夜ヒソヒソと仕事をしている。
そんな優しすぎちゃうところも結構すきだったりする。
『本当に…1人でも大丈夫ですよ?』
JK「またそういうこと言う!俺がただ行きたいだけだって!」
『分かりましたよ笑。ありがとうございます。』
JK「じゃあ行こうか」
ジョングクさんの車に乗り込んで病院に向かう。
JK「なんか今日診てもらう人、医者では無いらしいよ。」
『え?そうなんですか?』
JK「うん、らしいよ。俺もよく分からないんだけどジミニヒョンがそう言ってた。カウンセリングの資格?的なのを持ってる人みたい。」
へぇ〜、まあ相手が白衣着てゴリゴリのお医者さんだとこっちも緊張しちゃうからよかったのかもしれない。
やっぱりこの病院地味にジョングクさんのマンションからは離れている。ジミンさんはいい人だ、ということを再認識した。
その後は特に話すことも無く無言だったけれど、好きな人が隣にいると言うだけでドキドキしてくるのは女の子ならみんな分かるはず…。
流れている曲を口ずさむジョングクさんの横顔はすごく綺麗だった。
JK「はい、着いたよ。入口までジミニヒョンが迎えに来てくれてるみたい。」
そう聞いたので急がなければと思い走ろうとする。
JK「走ると転ぶよ〜!」
その声を聞いて振り向こうとするとやっぱりこけかけた。
ギリセーフだったけど。
そのあとジョングクさんがため息を着いていたのもバッチリと聞こえてしまった。なんかすみません…。
病院に入ると待合室的なところのソファーでジミンさんが立っていた。
『お待たせしてすみません』
JM「一昨日ぶりだね。大丈夫。まだこっちも全然来てないから。時間にルーズなやつなんだよ、ごめんね。」
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Blue(プロフ) - 桜桃さん» 了解です!完結したら書かせていただきます。ブラックジミン、良いですよね笑 (2022年11月28日 19時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - Blueさん» わぁ〜私の作品も読んで頂けてるなんて光栄です。リクエスト的な物ですが、私、Blueさんの描く ブラックジミンに診察される シチュエーション大好きなんです。無理をして体調崩して ジミンに診察されてるパターンがまた、みたいです。 (2022年11月27日 23時) (レス) @page50 id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
Blue(プロフ) - 桜桃さん» わざわざコメントありがとうございます!私も桜桃さんの作品が大好きでよく読ませて頂いてます。本当にコメント嬉しかったです。このお話を読んでくださりありがとうございました! (2022年11月27日 21時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - お話が面白すぎて…こんなに更新頻度が早いのに…待ちきれなくて、何度も読み返しちゃってます。これからも、楽しみにしています (2022年11月27日 14時) (レス) id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Blue | 作成日時:2022年11月4日 19時