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『…普通辞める時はそうするのが礼儀じゃないんですか?』
JK「確かにね、でも、あんたの場合先にあっちが非道なことしてきたんだから逃げる権利があるはずでしょ?」
JM「それにジョングギが事務所長締めてきたから今頃言っても…」
しめてきた?どういうことだ?
JK「ジミニヒョン!」
焦って超高速で首を振っているジョングクさんにあからさまにやらかしたって顔をするジミンさん
『どういうことですか?』
JK「Aには関係ない事だよ、ね?ジミニヒョン?」
JM「うんうんうん!ちょっと僕疲れてるのかな?」
ぜったい怪しい。
『でも、お世話になった人もいるし仮にも雇っていただいていたわけですし、挨拶はしたいんですが』
JK「…だめ」
JM「…まあ、そうだよね、普通に考えたら。ジョングギゆるしてあげたら?」
JK「ダメです。またAが傷ついたらどうするんですか?」
不安そうな目でこっちを見つめるジョングクさん。思っていたより心配されていたようだ。
『私は大丈夫ですよ。今までお世話になりましたって言ってさっさと帰ってきます』
JK「…俺がついてく。」
『…は?』
JK「俺が着いて行って15分であいさつを終える。これが最低条件な」
JM「…過保護」
ホントだよ。さすがに過保護すぎるでしょ。
『さすがにひとりで行かせてください。』
JK「無理。(俺あっちで喧嘩売ってきちゃったし…流れ弾が当たるかもしれないし」
最後ごにょごにょ言ってて聞き取れなかったけど?
『え?なんですか?』
JK「まあ、とりあえず!これが俺の最大限の譲歩!」
JM「Aちゃん…諦めな。こうなったらグギは言うこと聞かないから」
哀れんだ目でこちらを見てくる。
JM「それだけ大事にされてるってことで」
上手く丸め込まれたような気がするけど、心配かけているのは私だし仕方ないか
『…分かりました。その代わり外までにしてください。着いてくるのは。』
JK「...………分かった」
苦虫を噛み潰したような顔でOKを出すジョングクさん。一瞬だしそんなに心配することもなかろうに。
私って大事にされてるんだな、って自覚した瞬間だった。
この3つの条件+ひとつのお願いを聞き入れてもらったところで私のジョングクさんの家で居候ぐらしが決定した。
ここからが私たちの奇妙な同居が始まった
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Blue(プロフ) - 桜桃さん» 了解です!完結したら書かせていただきます。ブラックジミン、良いですよね笑 (2022年11月28日 19時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - Blueさん» わぁ〜私の作品も読んで頂けてるなんて光栄です。リクエスト的な物ですが、私、Blueさんの描く ブラックジミンに診察される シチュエーション大好きなんです。無理をして体調崩して ジミンに診察されてるパターンがまた、みたいです。 (2022年11月27日 23時) (レス) @page50 id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
Blue(プロフ) - 桜桃さん» わざわざコメントありがとうございます!私も桜桃さんの作品が大好きでよく読ませて頂いてます。本当にコメント嬉しかったです。このお話を読んでくださりありがとうございました! (2022年11月27日 21時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - お話が面白すぎて…こんなに更新頻度が早いのに…待ちきれなくて、何度も読み返しちゃってます。これからも、楽しみにしています (2022年11月27日 14時) (レス) id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Blue | 作成日時:2022年11月4日 19時