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『あー、確かに。最近寒かったり暑かったり気温差すごいですよね。』
子供は特に体調を崩しやすいんだろう。
JM「そうなんだよね。特に喉風邪の子が多いよ」
へぇ〜。喉からくる風邪って辛そう...
JM「まあ、そんなことは今重要じゃなくて、最近調子どう?Aちゃん」
なんて言ったらいいんだろう。調子いいは嘘だけど、今は悪くもないしなぁ。
1人で百面相していると
JM「まあ、昨日会ったしね笑。そんな急に変わらないよね。ご飯は食べられた?」
『...一応?』
気まずそうにいうと、そこまで黙っていたジョングクさんが察してくれて、ジミンさんに説明してくれた。
JK「一応夕飯にゼリーと卵スープを食べさせました。でも、夜に吐いてしまって、多分あんまり調子は良くないと思います。」
JM「それは大変だったね。朝は大丈夫だったの?」
JK「朝は食べさせてません。多分吐くと思ったので。」
JM「それが適切な判断かもね」
私の診察のはずが私が使えないからかジョングクさんとジミンさんの2人でどんどん進んでいく。
JM「そっか〜、そこは精神的な部分だからなぁ。貧血と関係ないんだよね...。でも、食べられないのに吐いちゃうのは辛いね。どんどん栄養取られちゃうし。」
独り言のようにつぶやくジミンさん。
他人事な私はクルクル回る椅子で足をプラプラさせていた。
JK「コラ、他人事じゃないんだから」
ジョングクさんに軽くはたかれる。
JM「ごめんごめん笑。Aちゃん暇だったよね笑。診察しちゃおうか。」
ジミンさんに聴診器を当てられたり、喉を見られたり、謎の機械を指に付けられて、心拍数だかSPなんちゃらなんちゃらを計られたりする。
ジミンさんは真剣な顔をしてカタカタパソコンにデータを打ち込んでいた。
JM「やっぱり脈早いね、動くとすぐ息上がったり、ドキドキしたり苦しくなったりしない?」
『たまに?』
JM「そういう時はすぐ座って休んでね」
そうした後、少しだけ奥の部屋に連れていかれる。
JM「貧血だと思うからさ、採血しよう」
好きでは無いけどさすがに泣くほど嫌いという訳でもないので素直に返事をする
JM「両腕出して〜」
ジョングクさんが隣で私の両腕のパーカーをめくりあげてジミンさんに差し出す。それくらいできるのに笑
JM「うわぁ血管細。よく失敗される人じゃない笑?」
『よくわかりましたね笑。学校での採血は1度で成功されたことありません笑』
JM「ほんとに看護師泣かせだね笑」
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Blue(プロフ) - 桜桃さん» 了解です!完結したら書かせていただきます。ブラックジミン、良いですよね笑 (2022年11月28日 19時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - Blueさん» わぁ〜私の作品も読んで頂けてるなんて光栄です。リクエスト的な物ですが、私、Blueさんの描く ブラックジミンに診察される シチュエーション大好きなんです。無理をして体調崩して ジミンに診察されてるパターンがまた、みたいです。 (2022年11月27日 23時) (レス) @page50 id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
Blue(プロフ) - 桜桃さん» わざわざコメントありがとうございます!私も桜桃さんの作品が大好きでよく読ませて頂いてます。本当にコメント嬉しかったです。このお話を読んでくださりありがとうございました! (2022年11月27日 21時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - お話が面白すぎて…こんなに更新頻度が早いのに…待ちきれなくて、何度も読み返しちゃってます。これからも、楽しみにしています (2022年11月27日 14時) (レス) id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Blue | 作成日時:2022年11月4日 19時