俺の好きな子がめがねを忘れたらしい【心操人使】 (ページ7)

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第5話ページ7

『そういえば、人使くんLIME(ライム)教えてよ』

「いいよ(嬉しい)」

「…ていうかなんで急に？」

『ほら、私ってよく眼鏡忘れちゃんじゃん？それで困っちゃ
ったら人使くんに助けてもらいたいからさ…』

まだ忘れるつもりか…別にいいけど…

『それに…人使くんに頼むならなんか安心感があるし…』

「…/////」

『また頼ると思うけどよろしくね…人使くん？』

〜ある休みの日〜
こないだ移転とLIMEを交換したのだが

まさかの遊びの誘いにびっくりしてスマホを落としそうになった

それで

(この辺だよな…)

「あっ……移転眼鏡忘れてる…!!」

『あっ…人使くん？急に遊びに誘ってごめんね』

「いやっ全然大丈夫だけど…眼鏡忘れたの…!?」

『電車が混んでて慌てて降りたらなくなってた…』

「移転…眼鏡かけるの向いてないんじゃ…？」

『でも諦めずに集合場所まで行こうと思って』

「集合場所変えてよかったのに!?」

「まぁ、とりあえず…遊ぶところに行こっか」

『ありがとう、引っ張って連れてってくれない？(コテッ』

手握られた、首コテ可愛い!!

『それで行きたいところなんだけど…人使くん？』

多分明日か明後日で悪いことが起こるんだなと思った

「(手繋ぐの緊張するな///)えっとここだったっけ？行きたい
って言ってたとこ…///」

店員1「ごゆっくりどうぞ〜」

『お父さんが猫カフェチケットくれてさ…その期限が今日までだったし着いてきてもらっちゃった』

(俺も猫好きだしいいや…可愛い…癒されるな、移転の周り猫いすぎじゃね？)

『猫どこ…』

「俺が移転の手前らへんに猫渡そうか？」

『本当？ありがとう！』

距離考えてなかった!?

これは…いいのか…？

でも移転が触りたがってるし

『この猫の種類何？』

「マンチカン…」

『教えてくれてありがと (フニャ』

〜猫カフェから出て〜
「そういえば、移転が寄りたかった店って眼鏡屋さん？」

『うん…度が合わなくなったから新しいの注文しててさ…
今日が受け取りの日なんだ』

(こっちがメインなのだろうか…)

〜眼鏡装着後〜
『全てが見える…』

神みたいなこと言ってる…

移転の寄りたいところが終わったからもう解散なのだろうか？

まだもうちょっと一緒にいたいな

「えっと…今日はありがとう」

『私の方こそありがとう』

「それじゃあ…」

『…急ぐ？』

「急がないし暇だぞ？」

『じゃあもうちょっとだけ一緒にいたい、久しぶりにちゃんと人使くんが見れたから』