俺の好きな子がめがねを忘れたらしい【心操人使】 (ページ11)

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第7.5話ページ11

(チョイチョイ「わぁ!?んなななに!?」

『どうしたの人使くん？大丈夫？泣いてる？』

「えっ!?大丈夫泣いてはない!!…大丈夫！」

『そっか』

「……移転はさ…小池のことどう思ってんの…？」

『人使くんまで、なんでみんな小池くんのこと聞いてくるの？』

「いや…その……(それを聞いてどうしたいんだよ俺…!?)やっぱなんでもないよ…ごめんな、答えなくてもいいから」

『小池くんのことは普通に好きだよ』

「えっ…あっ…そっか…」

…その好きがどういう好きなのか…

『人使くんのこと好きなの？って聞いてくるならまだ分かるんだけどね』

「…そ…れはなんで…？」

『えっだって私すっごく人使くんにお世話になってるしそれに…実際好きだし人使くんのこと』

その好きはどういう好きなのかな///？

小池「移転さん、これ…返事」

お返事きちゃたよ!!どうすんだよそれ!!

『私に？ごめん人使くん、呼んでもらっていいかな？』

い…いやでも…仮にもラブレターの返事を俺が読むのは…

小池「お願いしてもいい？心操」

なんだよイケメンの考えることはわかんねぇよ!!

どうしようか…もしオッケーの返事だったら…いやノーだったらそれはそれで俺がやばい事になりそう…

うわぁーーっっ!!小池「ーーも移転さんのこと好きだよ」

小池「心操くんも移転さんのこと好きだよ」

((……))

「(スッ」←小池くんの方を見る

小池「(ニコッ」

水原「小池なんて返事したんだ!?」

小池「ん？いや、他の人の手紙を移転さんが届けてくれただけみたいだったからそのお礼だけ」

『人使くん、なんて書いてあったの？(袖クイ』

「…その…手紙届けてくれてありがとうって…///」

『そっか』

イケメンと天然はつくづく恐ろしいと感じた心操くんであった