夢の本音 (ページ7)

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yn「ふーん、で、結局なにもなし？」

『はい。』

yn「えー、好きじゃなかったわけ？」

『いや、そんなことないと思います。』

12月に入り、なぜか、私はジンくんのことをユンギさんに話していた。

この1ヶ月で、ユンギさんとの距離は少し近くなった。
まるで、従兄弟のお兄さんと話してる感覚ぐらいには。

理由は、私が来年からジミンさんの位置になるからだと思う。
先輩方と、もう決まっていたリーダーの子から推薦され、私も引き受けた。

しかも、来年からは新たに、インターン生だけでのイベントもやるようで、ユンギさんと社長のナムジュンさんとリーダーと私の4人での会議も増えた。

あー、ジミンさん達がいなくなるのは、本当に寂しい。

yn「ま、暫くはこっちに集中しろってこと。
就活もこっからが大事な時だし、丁度よかったんだよ。」

『いや、私、彼氏欲しいですし。』

yn「作ろうと思えばできんだろ。」

『ユンギさんみたいにモテないんで。』

yn「なに、俺モテんの？笑」

首をかくっとまげて私を見てくる。

『知らないですよ。』

yn「お前、冷たいよなぁ」

知らねーよ。ばか。

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