検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:1,645 hit

10 ページ12

.

「ま...こんなことだろうと思ってました」

「えっ」

「スウォン様から陛下を説得できるでしょう。
頑張ってください」

「誤解だよ、ハク。それに、敬語やめない?
昔みたいにスウォンって呼んでよ」

「身分は弁えてますから」

スウォンとハクは仲良しだ。この会話を聞いて、誰もがそう思うだろう。ハクはスウォンを信頼してる、信頼し、スウォンに仕えることも覚悟していた。

それはAも同じ

『私も、父上の説得手伝うよ?』

「A?」

Aも巫山戯て、イルの説得を手伝うと言うと、スウォンは少し圧のある笑顔でAの名を呼ぶ。Aは元来大人びて冷静だが、意外と子供っぽい所もあるのだ。

「それより、何か感じませんか?スウォン様、A様。
ハッキリとは言えないけど妙な違和感...。
城内に何か入り込んでいるような」

神妙そうに言うハクにAは顔を固くし周りを警戒した。
スウォンはそんなハクとAに、ヨナもそのようなことを言っていたと告げる

「何...っ。今日出入りする人間を見張った方が良いかもな。了解、スウォン様とA様は姫を頼みます」

「だから誤解だって」

『分かった』

ちぎれた絆→←9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:深琴 | 作成日時:2022年2月4日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。