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「ま...こんなことだろうと思ってました」
「えっ」
「スウォン様から陛下を説得できるでしょう。
頑張ってください」
「誤解だよ、ハク。それに、敬語やめない?
昔みたいにスウォンって呼んでよ」
「身分は弁えてますから」
スウォンとハクは仲良しだ。この会話を聞いて、誰もがそう思うだろう。ハクはスウォンを信頼してる、信頼し、スウォンに仕えることも覚悟していた。
それはAも同じ
『私も、父上の説得手伝うよ?』
「A?」
Aも巫山戯て、イルの説得を手伝うと言うと、スウォンは少し圧のある笑顔でAの名を呼ぶ。Aは元来大人びて冷静だが、意外と子供っぽい所もあるのだ。
「それより、何か感じませんか?スウォン様、A様。
ハッキリとは言えないけど妙な違和感...。
城内に何か入り込んでいるような」
神妙そうに言うハクにAは顔を固くし周りを警戒した。
スウォンはそんなハクとAに、ヨナもそのようなことを言っていたと告げる
「何...っ。今日出入りする人間を見張った方が良いかもな。了解、スウォン様とA様は姫を頼みます」
「だから誤解だって」
『分かった』
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作者名:深琴 | 作成日時:2022年2月4日 9時