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彼が近くの席の人にあいさつをする。
もちろん私は気にしていないように、何も言わずに勉強しているフリをする。
そして、彼が私と話したそうにこちらを向いてきたら、他愛もない話をするのだ。
「今日って漢字テスト？」
「そうだよ」
うわ〜マジ最悪、とダルそうに言う彼を、私はどんな目で見つめているのだろう。
ただただ、好きだと思う。
だがしかし、神様はいじわるで、私が彼のこと好きだと自覚し始めてすぐ、席替えというものが行われることになった。
すなわち、今日が最後の彼と隣の席でいる日ということ。
「快斗〜、席替え楽しみだな！！」
彼と仲の良い友達が言う。
「ん〜まあでもこの席楽しいからな…」
彼がそう言った。
本人は、私には聞こえてないつもりかもしれない。
でも、はっきりと、楽しいと言っていた。
私はそれだけで、今日が最高の日に思えた。
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きつつき(プロフ) - アオさん» 大変遅くなってしまって申し訳ありません。コメントありがとうございます！！東京リベンジャーズの作品はないですね…。漫画とかはあまり見ないので…すみません。これからも見ていただけるように、頑張ります…！ (2021年8月24日 20時) (
レス) id: 7c9d36f2b8 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 面白かったです。これからも頑張ってください。きつつきさんの色々な作品見せてもらってます。その中に東京リベンジャーズの作品ってありましたか。 (2021年7月23日 22時) (レス) id: 87777bf704 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きつつき | 作成日時：2021年7月11日 22時
