検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:10,802 hit

ページ33

幽々子が出したもの。

それは、私がいつも読んでいる本だった。

A「は、はい!それです!」

妖夢「Aさんの本を…何故幽々子様が?」

幽々子「さっきお屋敷に落ちてたのを見つけたの」


妖夢「そうだったんですか…でも…何故お屋敷に…」


妖夢はお茶を用意しながらAに問う

A「あ、えっとですね。
実は…単なる私の不注意でして…」

妖夢・幽々子「不注意?」


Aは引きつった顔をしながら話し出す


A「えと…実は、
私その本。毎日読んでるんです。
いつもは部屋で読んでるんですけど…
今日は天気がとても良かったので、
外で読もうかなって思って外に出たんです」


A「気持ち良さそうな場所を見つけて、そこでずっと読んでいたんです。

時間を忘れるほどに…。

で、そろそろ帰ろっかなーって思ったら…
足元にある大きめの石に気がつかなくて…

案の定踏んでこけました…」


そこまで聞いて、2人は苦笑している。


A「その拍子に、本を思わず離してしまって、それがここのお屋敷へ入ってしまったんです。



本当は、その時点でお屋敷の方へいうのが普通なんでしょうが、
その時の私は冷静ではありませんでした。


理由は…その本。
もう、何年も会っていない両親にもらったものだったので…」


妖夢「何年も…」


Aは はっ。とし、申し訳なさそうに言った。


A「す、すいません!なんだか少し重い感じの話になってしまって…」


妖夢は首を横に振り、大丈夫ですよっ!と言ってくれている。

幽々子は、無言のままだ。


A「まぁ…そういう訳でここに…すいません…」

妖夢「…なら。仕方ないですね」

幽々子「そうね。はい。これは返すわ」

幽々子は私の本を渡してくれた。


A「あ、ありがとうございます!」

妖夢「先ほどのご無礼。失礼しました」

ぺこりとお辞儀した

A「あ、いえ!大丈夫です!私も勝手に入ってしまってすいません…」


2人で謝りあい、おかしくなり笑った。

妖夢「…少しだけ。お茶でもして行きませんか?」

妖夢はお茶菓子を指し、Aに問う。

この後は予定もなく、Aは了承した。


そして数時間経ったらAは帰り、
手にはもらったお土産が。


A「やっぱり。幻想郷の人たちは優しいなぁ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
皆様大変長らくお待たせしました!
お久しぶりです!

なんとか6月中にあげられました…(安心

宴→←だ、誰?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.1/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
設定タグ:東方project , 夢小説 , 紅魔館組   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ルナ☆ノワール(プロフ) - ルーさん» ありがとうございます。空き時間ができたら更新できるよう頑張ります。 (2018年2月19日 23時) (レス) id: 8e0977fdf9 (このIDを非表示/違反報告)
ルー - 面白い!更新頑張ってください (2018年2月17日 21時) (レス) id: 01173931e4 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ☆ノワール(プロフ) - ムギュさん» 全然更新できてないっすけどね…ははは((( (2018年1月14日 0時) (レス) id: 8e0977fdf9 (このIDを非表示/違反報告)
ムギュ(プロフ) - 面白いです!続きを楽しみにしています (2018年1月13日 21時) (レス) id: a0a58ece36 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ☆ノワール(プロフ) - 炙りチャーハンさん» ありがとうございます。できる限りご要望におこたえします。コメントありがとうございました! (2017年8月17日 19時) (レス) id: 8e0977fdf9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルナ☆ノワール | 作成日時:2017年3月10日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。