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北斗side ページ3

俺が同性愛者だと知った瞬間、親に捨てられた。
友達も離れていった。

…学校にも行かなくなった。
行ってもいじめられるだけだし。

そんな中、離れないでくれた奴がいた、それは田中樹。

樹に話した時、
樹『そっか…。でも、俺は北斗から離れないから。
  北斗のどんなことでも受け入れる。』
そう言ってくれた。

俺はそれから学校を休むようになり、
なんとか一人暮らしできるよう、バイトを掛け持ちし、
安定ではないけれど、それでも誰にも頼ることのないくらいの生活ができるようになった。


そんな時に樹から電話が。
樹『北斗。忙しい時にごめんな。
  北斗に会いたい、って駄々こねてる俺の友達がいて。』
「どんな子なの?」
樹『色白でクラスから姫扱いされるくらいのかわいい男の子。』

謎。姫扱いされる男、って何?でも、興味がある。
男、っていう時点で惚れる可能性もなくはない。

「いいよ、興味がある。」

そう、樹に告げた。

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作者名:友 結 。 | 作成日時:2019年8月7日 22時

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