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登校ページ24

side.小鳩

放課後。

あかねんにふたりのことについてバラす時が来てしまった。

赤「で？Aは京本くんと知り合いだったの？」
「うん。」
赤「それでさ、ほっくんって子と友達なわけじゃん。
　京本くんの言ってた応援してくれて支えてくれてる子っていうのあれ、Aなわけ？」
「そう。大我くんからのお願いだったの。
　"北斗のためにまわりの人には黙っていて欲しい"って。
　だから、あかねんすらにも言えなかった。
　今まであかねんが彼女いるのかな、とか
　あわよくば、京本くんの彼女になれないかな。って言ってた時、
　どう頑張ってもなれないよ。って
　大我くんには大切な人がいるから。ってずっと思ってた。」
赤「口出し出来なかったから？」
「そう。」
赤「そっか。京本くんたちとの約束なら仕方ないか。」

赤「A、ばいばい！」

その後、あかねんと大我くんたちの話をたくさんしてから別れた。