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story11 ページ14

こ「え、さとみくん…?」
流石のころちゃんも女の子の首筋に触るのは、躊躇いがあるようで…
さとみくんを引いた目で見ている気がする。←
僕も少し躊躇いつつ、Aさんの首筋に触れる。
肌が白いせいか、赤い印が異様に…そして、綺麗に目立つ。
る「…あ、熱いですね…それに、少しビリッときます。」
さ「あぁ。」
さ「ほんの気休め程度にしかならないけど…」
僕達は目を瞑り、深呼吸をし、治癒の術を唱えた。
すると、赤い印は段々と薄れていった。
と同時に、Aさんも今より苦しそうな声をあげた。
『んっ…!?ぃ、いたっ…!あ"ぁぁ…!!』
Aさんの苦しそうな表情を見るのが辛くて、ギュッと目を閉じる。
でも、1番辛いのはAさん自身だよね…
少しでも痛みを和らげたい
その思いが強くて、僕の知らない内に、Aさんの左手に口付けをしていた。
こ&さ「!?」
る「あ……テヘッ♪」
無意識の内にした事だし、仕方なi((こ&さ「はぁぁぁぁ!?」
る「五月蝿いですね…病人がいるんですから、静かにしてくれませんか?」
さ「いや、お前…!なななな何してんだよ!?」
何って…そりゃ、
る「キスですよ?」
こ「…るぅとくん?」ニコニコ
うっ…
ころちゃんから殺気が溢れてるんですけど…
笑ってるけど、目が笑ってない。
る「そ、それに。Aさんを見てください。少し表情が和らいでます!」
さ「あぁ?…んなわけ…」
さ「…」
ほら!
と言わんばかりに僕は胸を張った。
こ「るぅとくん…??」
最早殺気の塊でしかないころちゃんは、僕の名前を口にしながら睨んでくる。
正直、呪いの人形とかよりも怖いし、呪われそうなんですけど。
ガチャ
扉を開くと共に、なーくん達が中へ入って来た。
表情は和らいだものの、Aさんはまだ苦しそう。
さ「あぁ、なーくん。るぅとが…」
る「さとみくん?」
僕は瞬時にビール瓶を取り出した。←
さ「あ…いや、何でも…。」ガタガタ
な「え?何…?」
さとみくんの口封じは終わったので、なーくんに手早く事情を説明した。
なーくんの手には、結晶水と氷を入れた袋の外に御札を貼ったものを持っていた。
莉犬とジェルくんの手には、御札が数枚。
多分、予備用も持ってきたのだろう。
なーくんはそっとAさんに近付き、印の辺りにその袋を当てる。
ジェルくんは何故か、Aさんの右手をヤラシイ手つきで撫で回していた。←
こ「…」ベシッ
そんなジェルくんに、殺気の塊のころちゃんがチョップをかます。

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あお - これおもしろいです おーうーえーんーしーてーまーすーーーーー (2020年9月13日 0時) (レス) id: 0fca166b88 (このIDを非表示/違反報告)
まと(プロフ) - 志音さん» ひどない?wあとさ、僕も他の人に言われたけど文と文の間は1行開けた方がいいんだそうだ (2019年9月1日 21時) (レス) id: 44fffccb29 (このIDを非表示/違反報告)
志音(プロフ) - まと、取り敢えず消えろ (2019年8月28日 18時) (レス) id: 648aad14a4 (このIDを非表示/違反報告)
まと(プロフ) - 志音さん!wどうもこんにちはまとですw君は僕のことを知っていると思うZE☆僕も始めたよっ!読むの2回目だけど面白いね! (2019年8月26日 12時) (レス) id: 44fffccb29 (このIDを非表示/違反報告)
ろあ - あの、初コメ失礼します!とても楽しくこの作品を拝見させてもらってます!それで、リクエストなんですけど…夢主ちゃんが、るくんの前でいきなり倒れる。みたいなのを書いて欲しいです…更新頑張って下さい!! (2019年8月26日 4時) (レス) id: 164d979c29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:志音 | 作成日時:2019年8月15日 4時

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