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Aside
私の乗っている車は、木々を掻き分け、細い山道を通っている。
私の通っている東京の学校は、昨日終業式があり、今は楽しい楽しい夏休み!…のはずだったのだが。
訳あって、お母さんの実家である、遠く離れた祖父母宅に向かっている。
なんでも『Aにも田舎の新鮮な空気や景色を楽しんで欲しい』とかなんとか言って、強制的に連れてこられた。
最初は嫌な気はしなかったし、寧ろ自分でも行きたいと思っていたところだった。
しかし、何故か知らないけど夏休みが終わるまでの間泊まる事になってしまった。
うん。長すぎん?←
まぁ、別に仲のいい友達もいないし、丁度予定はすっからかんだったから、困りはしないんだけどさ…
田舎って何も無くない?
プールとか、ショッピングモールとか、旅行に行きたかったのに…(泣)
かといって、もう祖父母宅に向かってるし、今更何を言おうが無駄でしかない。
父「お!A、もう少しで着くぞ!」
貴方「ふーん…」
母「あら、どうしたの?全然嬉しく無さそうね。」
貴方「別に。」
両親の明るい声とは裏腹に、素っ気ない態度で返事を返す。
下手したら溜息まで出てしまいそう。
それはともかく。
何故2人はこんなに嬉しそうなのか。
自分達は泊まらないくせに。
貴方「ねぇ、どうして2人は泊まらないの?」
父「そ、それは!」
まぁ、大体見当はつく。
どうせ、私一人をおいて、3人で旅行でも行くんでしょ?
貴方「…もういい。」
母「…」
物心ついた時から薄々気付いていた。
いつも私ばかり除け者にされて。
お姉ちゃん達だけで出掛けたりしていた。
私も家族みんなでお出掛けとかしてみたかった。
貴方「…」

そうこうしている内に祖父母宅が見えてきた。
外見は古いが、中身は広くて和風?な感じ。
私は結構好きだな
父「さぁ!やっと着いたぞ!」
貴方「…うぅ…。」
母「あら、また車酔い?」
貴方「しょうがないでしょ…。昔からなんだから…」
父「はは…(苦笑)」
母「取り敢えず、中に入って休みましょう?」
マミー← の言葉に頷き、インターホンを鳴らす。
すると、太陽の様な笑顔で祖父母が私達を迎えてくれた。
祖母「いらっしゃい!」
祖父「遠いのに、よく来たね!」
笑顔の2人に、負けじと私も笑顔で返す。
貴方「久しぶり!お爺ちゃん!お婆ちゃん!会いたかったよ〜」
母&父「…!」
どうやら両親は驚いているようだ。

✂――――――キリトリ――――――✂
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あお - これおもしろいです おーうーえーんーしーてーまーすーーーーー (2020年9月13日 0時) (レス) id: 0fca166b88 (このIDを非表示/違反報告)
まと(プロフ) - 志音さん» ひどない?wあとさ、僕も他の人に言われたけど文と文の間は1行開けた方がいいんだそうだ (2019年9月1日 21時) (レス) id: 44fffccb29 (このIDを非表示/違反報告)
志音(プロフ) - まと、取り敢えず消えろ (2019年8月28日 18時) (レス) id: 648aad14a4 (このIDを非表示/違反報告)
まと(プロフ) - 志音さん!wどうもこんにちはまとですw君は僕のことを知っていると思うZE☆僕も始めたよっ!読むの2回目だけど面白いね! (2019年8月26日 12時) (レス) id: 44fffccb29 (このIDを非表示/違反報告)
ろあ - あの、初コメ失礼します!とても楽しくこの作品を拝見させてもらってます!それで、リクエストなんですけど…夢主ちゃんが、るくんの前でいきなり倒れる。みたいなのを書いて欲しいです…更新頑張って下さい!! (2019年8月26日 4時) (レス) id: 164d979c29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:志音 | 作成日時:2019年8月15日 4時

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