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衝動で彩音とハグをする。

他のバンドが見ている中空気を読んで静かに喜ぶ6人。


福本「やったー!」


体育館を出てひと段落した後、みんなで喜びを分かち合った。


佐野「まさか大会出れるとは思ってへんかった、嬉しい」

小島「俺この曲で受かったんが一番嬉しいかもしれん」

A「みんな、ありがとう。大会頑張ろな」

部長「Aぇお疲れー!」


私たちAぇの姿を見て部長も誇らしげだった。


部長「4日間っていう短い期間でここまで仕上げたのはほんまにAぇの実力やと思う。自信持って大会行ってきて!めっちゃ練習してな」

A「ありがとうございました!」


去っていくその背中は今でも憧れだ。


無事合宿を終え、帰りのバスに乗り込む。

車窓から見える景色はどこか寂しそうだった。


彩音「目標のハイタッチ出来たし、悔いは無いよな」

A「うん、でもこれからやで」


私たちは大会に向けて準備を進めた。

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作者名:あいりる | 作成日時:2022年6月18日 7時

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