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「…っぶなぁ…、あんた、今度こそ頭打つで？」
背中に回されただいちゃんの腕に支えられ、倒れることは免れたけど…
離れかけた距離は、元よりも縮まってしまった。
しかも、咄嗟に自分からだいちゃんの服を掴んでしまっている。
吐息がめっちゃ近い…！
落ち着け、自分。
この人の距離感がバグってんのは、今更やんか
ファン心が発動しそうになるのを内心必死で抑えながら体勢を戻そうとしたら、背中の腕に力が込められるのを感じた。
体温が近づく。
首筋あたりに鼻先が掠めて
「朔、シャンプー変えた？前のも良い匂いやったけど、これも結構好きな匂い…」
………………むり…
「りゅちぇ──────っ！！！」
良い匂いなのは、貴方様のほうですけど？？！
可愛い顔して、なにナチュラルにリアコ発揮してんねーん！
なんてことを口走らなかっただけ、褒めてほしい。
思わず叫んでしまった名前の持ち主は、ベリッとだいちゃんから引き剥がして、わたしを隠すように胸に囲う。
「なにしてんねん」
「はい、アウト───！」
「怖かったなぁ、もう大丈夫やでぇ。誑かしてくる悪い人は、逮捕されたからなぁ」
よしよし、と背中を撫でる流星の肩越しに、丈君と謙杜に両腕を掴まれてズルズル引きずられていくだいちゃんが見えた。
流星ひどいぃ〜と、情けない声を上げて遠ざかるだいちゃん。
…なんか、ごめん。
「朔ちゃん、髪いい感じやん」
「やろ？こないだの、サロンのシャンプーに変えてん」
わたしの髪を指先で梳きながら褒めてくれる流星に嬉しくなって、二人でキャッキャしてしまう。
「えっ、差別ちゃう？俺の時と態度違いすぎひん？！」
「あれは可愛いからセーフ」
「ひどっ」
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斗和(プロフ) - ミユさん» コメントありがとうございます。ぎゅっと纏めてしまったので不自然さもあったと思いますが面白いと言ってもらえて嬉しいです！別作品は、機会があったらチャレンジしてみたいです (2022年7月27日 22時) (
レス) id: 5566dd5809 (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - 今回のメンズ校の話を別で見たいな思ってしまうほど面白かったです！！！もし良ければ別作品として、この設定のまま見たいなって…ｵﾄﾞｵﾄﾞ (2022年7月24日 18時) (レス) @page30 id: 98f899b5ac (このIDを非表示/違反報告)
斗和(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます。みっちー推しなんですね。私は彼のデュフフ笑いがツボです(笑)美紀さんも体調お気をつけてお過ごしください。 (2022年7月10日 7時) (レス) id: 5566dd5809 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - なにわ男子は道枝駿佑君推しですコロナと最近気温差がすごいので体調などにも気をつけてくださいね (2022年7月8日 11時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斗和 | 作成日時：2022年6月26日 15時
