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「「「「「お〜っ！」」」」」
野上「完成だ」
花井「できちゃったね、本当にっ」
宮野「なんで、俺まで…一緒に…」
日も少しずつ傾き始め、ついにペットボトルいかだが完成した。
女子の二酸化炭素を求める野上に、宮野が嫌そうな顔をしながら離れたところからこちらを見ている。
結局宮野は、完成する今の今まで作業を手伝ってくれた。
野上「よし、レボリューション・オブ・アルカトラズ号、試運転だ」
宮野「え…本気でそれ、乗るつもり？」
野上「当たり前だ。お前も完成に貢献したんだ、一緒に行くぞ」
驚いた様子の宮野を横目に、みんなでいかだを持って海に入っていく。
早く来い、と宮野を呼ぶが波打ち際で立ち止まったまま躊躇っているようだった。
無事に浮いたことに安心して、わぁっと歓声を上げる。
花井がまずいかだにのり、続いて俺が乗る。
オールで漕ぎ出すが、まったく進まず、神木の助言でオールを垂直にして、花井と共にぐっとオールに力をこめる。
と、同時にいかだが転覆して俺たちは海に落下した。
「「うわぁ…っ」」
野上「大丈夫か？！修復を…！急げ…！」
転覆の衝撃で壊れかけたいかだを直そうとして、野上が止めをさしたように見えたけど…気のせいかな。
バラけだしたペットボトルを慌てて回収しながら、みんなで岸へと戻っていく。
駆けつけようとしてくれていたのか、波打ち際に居たはずの宮野が膝まで海水に浸かっていた。
源田「やっぱり、タイタニック号だったか…」
野上「計画は完璧だったはずだ…計算上では、完璧だった。俺が甘かった…すまん」
宮野「…あんたら、どこまでが、本気？」
ぽかんとしていた宮野が、肩を震わせて笑っていた。
その姿に目を奪われて、水に足を取られて転びかけたせいで、盛大に水飛沫が上がる。
そして、その水飛沫は、まだ無事だった宮野を頭からずぶ濡れにさせてしまった。
「うわぁ…っ！宮野、ごめん…っ」
宮野「…ぶはっ…！」
びしょ濡れになってしまった宮野は怒るどころか噴き出して。
大笑いする姿に今度はこちらがぽかんとしたけど、つられるようにみんな笑ってしまった。
ふと、気づく。
「宮野…それ…」
濡れて、素肌に張り付いたＴシャツから、透けて見えていたのは──
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斗和(プロフ) - ミユさん» コメントありがとうございます。ぎゅっと纏めてしまったので不自然さもあったと思いますが面白いと言ってもらえて嬉しいです！別作品は、機会があったらチャレンジしてみたいです (2022年7月27日 22時) (
レス) id: 5566dd5809 (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - 今回のメンズ校の話を別で見たいな思ってしまうほど面白かったです！！！もし良ければ別作品として、この設定のまま見たいなって…ｵﾄﾞｵﾄﾞ (2022年7月24日 18時) (レス) @page30 id: 98f899b5ac (このIDを非表示/違反報告)
斗和(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます。みっちー推しなんですね。私は彼のデュフフ笑いがツボです(笑)美紀さんも体調お気をつけてお過ごしください。 (2022年7月10日 7時) (レス) id: 5566dd5809 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - なにわ男子は道枝駿佑君推しですコロナと最近気温差がすごいので体調などにも気をつけてくださいね (2022年7月8日 11時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斗和 | 作成日時：2022年6月26日 15時
