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※本編3話後から4話あたり改竄してます。
宮野(朔)登場シーン
【牧】
野上「…この感じ…気のせいか？いや、微かだが、センサーが反応している…」
もうすぐ始業の時間。
席についていたら野上が何かの匂いを探るようにスン、と鼻を鳴らす。
少しずつ慣れてきた奇行には触れず、チャイムの音と同時に開いた教室の扉へと視線を向けた。
教師「今日は、転校生を紹介します─」
サスペンダーの癖のある教師のあとに続いて入ってきたのは、この監獄のような男子校には不似合いの姿。
宮野「宮野 涼です」
線が細く長いまつ毛に大きな瞳、この場所で制服姿じゃなければ女子と見間違いそうな中性的な顔立ち。
小柄なことがさらにそれを助長させて、教室内は俄にざわめく。
野上が、驚愕の表情でなにかぶつぶつ言っている。
教師「じゃあ…、牧！牧の隣の席に座って」
不意に名前を呼ばれて驚きながらも、挙手をして席を示した。
はい、と静かな声で返事をしてこちらへと歩いてくる転校生に、野上がガタッと机にぶつかりながら、中腰で空気を吸い込んでいる。
なんか、面倒くさいことになりそうな予感がした。
隣に立った転校生に視線を向けると、相手もちら、とこちらに視線を向けてくる。
「宮野、だっけ？俺は牧…よろしく」
一応当たり障りのない挨拶をすると、小さく会釈だけで席についてしまった。
見た目に反して、愛想があまり良くないらしい。
休憩時間になると同時に宮野が席を立ち、教室を出ていくのを横目に見る。
野上「おい、行くぞ」
「え？行くって…どこに…」
野上「転校生を追う。俺のセンサーが本当に誤作動を起こしているのかを確認する」
眼鏡の鼻宛を指先で押し上げながら真面目な顔をして野上が言う。
センサーって…？
花井と神木が面白がるように野上に続き、それに続く源田と一緒に宮野の後を追いかける。
階段の踊り場で目的の姿を見つけると野上の歩く速度が上がった。
野上「宮野！」
そのまま突進してしまうんじゃないかという勢いの野上に、驚いたように目を丸くした宮野は弾かれたようにすごい速さで階段を駆け上がる。
予想外の動きに俺もみんなも、思わず駆け出して追いかけていた。
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斗和(プロフ) - ミユさん» コメントありがとうございます。ぎゅっと纏めてしまったので不自然さもあったと思いますが面白いと言ってもらえて嬉しいです！別作品は、機会があったらチャレンジしてみたいです (2022年7月27日 22時) (
レス) id: 5566dd5809 (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - 今回のメンズ校の話を別で見たいな思ってしまうほど面白かったです！！！もし良ければ別作品として、この設定のまま見たいなって…ｵﾄﾞｵﾄﾞ (2022年7月24日 18時) (レス) @page30 id: 98f899b5ac (このIDを非表示/違反報告)
斗和(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます。みっちー推しなんですね。私は彼のデュフフ笑いがツボです(笑)美紀さんも体調お気をつけてお過ごしください。 (2022年7月10日 7時) (レス) id: 5566dd5809 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - なにわ男子は道枝駿佑君推しですコロナと最近気温差がすごいので体調などにも気をつけてくださいね (2022年7月8日 11時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斗和 | 作成日時：2022年6月26日 15時
