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「きょろちゃんのポジティブさは見習うべきよね。
けど、あかんのよ。今日のわたしは許せない〜」
鏡とにらめっこしてて気づいたけど、朝直ったと思った髪の跳ねが復活しとる！
見てー、と横の謙杜に向き直って。
跳ねた髪を撫で付けてみたけど、ぴょんっとやっぱり跳ねた。
「誰か俺のこと呼ばへんかった？」
謙杜の後ろから話題？のひと登場。
一番最後に来たはずなのに、すでにメイクが終わってる。
なにわの中ではみっちーと並ぶ長身だけど、油断してると猫背になるので、あまりそれを感じさせない。
「朔ちゃんが、高橋くん許せないって」
「え。俺、なんかした？」
「ちゃうちゃう！きょろちゃんやなくて、髪の跳ねが許せないって言うたんやん、謙杜〜」
悪戯っぽく笑いながら言葉を半端に切り取る謙杜を叩くふりをしたらひょいと避けられた。
その横から近づいた恭平の手が伸びて、跳ねた髪に触れる。
「美容師のお兄さん、かわいくしてもらいたいんやけど、できますか？」
よいせと座り直して鏡に向き直り、鏡越しに恭平を見上げた。
指先で髪を掬い上げてさらりと落とし、今度は手櫛で梳く。
「指名料高いけどいける？」
「えぇ〜、メンバー安心価格にしといてやぁ」
「しゃあなしやで。朔やから特別な」
やったぁ〜、とわざとらしく間延びした声で喜んでバンザイ。
その手を謙杜にゆっくり降ろされる。
セットしてくれる恭平の邪魔にならないように両手を膝の上に置いて背筋をピッと伸ばした。
「朔ちゃん、小学生みたいやな。ほんまに高橋くんと同い年なん？」
「おぉい、きょろちゃんやって黙ってたらイケメンやけど、中身アレやんか。
謙杜なんてめっちゃバブいやんもちもちやん」
「朔、動かんといて」
「ハイ」
フフッ、とちょっと意地悪そうに笑う謙杜に思わず反応してしまい、動いた顔を恭平の両手でぐいっと真正面に戻された。
話を聞いていないのか自分が話題に出てても何と言うわけでもなく、慣れた手付きで髪を整えていく。
髪いじられてると眠くなってくるなぁ
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斗和(プロフ) - ミユさん» コメントありがとうございます。ぎゅっと纏めてしまったので不自然さもあったと思いますが面白いと言ってもらえて嬉しいです！別作品は、機会があったらチャレンジしてみたいです (2022年7月27日 22時) (
レス) id: 5566dd5809 (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - 今回のメンズ校の話を別で見たいな思ってしまうほど面白かったです！！！もし良ければ別作品として、この設定のまま見たいなって…ｵﾄﾞｵﾄﾞ (2022年7月24日 18時) (レス) @page30 id: 98f899b5ac (このIDを非表示/違反報告)
斗和(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます。みっちー推しなんですね。私は彼のデュフフ笑いがツボです(笑)美紀さんも体調お気をつけてお過ごしください。 (2022年7月10日 7時) (レス) id: 5566dd5809 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - なにわ男子は道枝駿佑君推しですコロナと最近気温差がすごいので体調などにも気をつけてくださいね (2022年7月8日 11時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斗和 | 作成日時：2022年6月26日 15時
