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同期で入所して、2つ年下なのにそれを感じさせないほどしっかりしていて、こうしてわたしを気にかけてくれるのは出会った時からずっと。
当たり前だけど男の子だらけの世界で、たったひとりの異質な存在として、周りから浮いていたわたし。
けっしてみんながみんな、初めから快く受け入れてくれたわけではない。
それはわたしも覚悟はしていたことやったけど…
周りとの壁の高さに挫けそうだった時、ひっぱり上げてくれただいちゃんと、隣に立って屈託なく笑いかけてくれた流星。
楽しいときも
悔しいときも
嬉しいときも
哀しいときも
色んなことを一緒に乗り越えてきた。
同じグループになれて、ほんまに嬉しい。
もっといっぱい、色んなことやっていきたい。
これからもずっと一緒に歩いていきたい。
ほんまに、大切な存在…
【大西】
やっぱり寝不足だったのか、話途中で静かになったと思ったら小さな寝息。
俺の肩口に額をくっつけた器用な体勢で寝てる。
小柄なのも相まって、2つ年上とは思えない同期の幼い表情に、こうして油断してくれるのは自分を信用してくれているからだと、少し優越感を覚えた。
頬が緩むのを感じて、誰も居ないのに思わず室内を見回す。
壁に背中を預けて朔ちゃんの体を自分によりかからせると、触れ合う所からじわりと伝わる熱。
柔らかな髪を指先で梳けば優しいシャンプーの香りがした。
時計の時を刻む音だけが落ちる静かな時間が流れて少しして。
楽屋に入ってきたメンバーたちは、朔ちゃんの様子に気づくとそーっと準備をする。
約１名は…
テンション爆上がりで、感情が抑えきれていない様子。
「かわいぃ〜♡セットでほんまにめっちゃかわいぃんですけど♡」
一応気を遣ってか、控えめではあるけどめちゃめちゃ嬉しそうな顔。
その手にはスマホ。
「ちょっと、大ちゃんうるさい。こっちよらんといて」
思わず睨み、えぇえ〜っと泣きそうな声を上げる大ちゃんは無視して、自分に寄りかかって眠る朔ちゃんの顔を覗う。
頬に影を落とすまつ毛が微かに揺れたが、起きたわけではなかったことにほっとした。
そろそろ起こさなあかんけど。
あと少しだけ
もう少しだけ
俺が休める場所であるのなら。
大西「大ちゃん、その写真スマホに送っといてな。あ、もちろん撮影料はいただきます♡」
西畑「あかん。可愛すぎてお金だしてまうわ」
藤原「大吾、流星にカモられてるやん」
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斗和(プロフ) - ミユさん» コメントありがとうございます。ぎゅっと纏めてしまったので不自然さもあったと思いますが面白いと言ってもらえて嬉しいです！別作品は、機会があったらチャレンジしてみたいです (2022年7月27日 22時) (
レス) id: 5566dd5809 (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - 今回のメンズ校の話を別で見たいな思ってしまうほど面白かったです！！！もし良ければ別作品として、この設定のまま見たいなって…ｵﾄﾞｵﾄﾞ (2022年7月24日 18時) (レス) @page30 id: 98f899b5ac (このIDを非表示/違反報告)
斗和(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます。みっちー推しなんですね。私は彼のデュフフ笑いがツボです(笑)美紀さんも体調お気をつけてお過ごしください。 (2022年7月10日 7時) (レス) id: 5566dd5809 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - なにわ男子は道枝駿佑君推しですコロナと最近気温差がすごいので体調などにも気をつけてくださいね (2022年7月8日 11時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斗和 | 作成日時：2022年6月26日 15時
