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「もう学校の女子全員みっちーのこと好きなんですよ。でもみっちー、あんまり女子と気安く話すタイプでもないから、ほぼ男友達と一緒にいて」
「へぇー、でもそれはちょっとわかるわ。意外と人見知りやんな」
大吾くんがうんうんって頷く。
「そうなんです。やから、女子と話したってなるともう一瞬で学校中の女子からその子が目付けられる状況になってて」
「うわ」
「みっちーも途中から女子と話すときは誰か介して話すようになってました」
「モテすぎんのも大変やな……」
「長尾は盛りすぎやねん。学校中の女子はさすがに嘘」
「いや、本気で好きなんもアイドルみたいに推してるんも含めたら女子の9割はみっちーのこと好きやった」
「小学校もそんな感じやんな」
恭平がステーキコーヒー味のポテチを食べながら不意に話に入ってきた。
「みっちーが小学校で好きな人できた時も、途中までええ感じやったのに、急にめっちゃ落ち込んだ顔で『避けられてる』って言い出してん」
「え、なんで？」
不思議そうに大吾くんがこっちを見てきたので、仕方なく口を開く。
「実はその子が周りの女の子に釘刺されてて、ちょっとずつフェードアウトされちゃったってオチです」
「うわ、しんどいなぁ、それ」
「やから彼女とかいたことない」
「え゛っ」
恭平と長尾以外みんなびっくりした顔でこっちを見る。
今言った話でわかるやん。
ちょっと口が尖ってるのが自分でもわかる。
「やって小中とまともに女子と会話してへんし……。好きになった子には避けられるし……」
「みっちーごめん！ 話し始めた俺が悪かった！」
「めっちゃかわいそうやんみっちー。せめて中西で女の子の免疫つけとき」
「西畑くん、私の扱い適当すぎるのでもう勉強教えませーん」
「嘘やんごめんて」
スタバで許す、とか言われてる。
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加賀美もち(プロフ) - Hano.さん» ありがとうございます☺️これからも見ていただけると嬉しいです！ (2022年1月27日 19時) (
レス) id: 451045e34b (このIDを非表示/違反報告)
Hano.(プロフ) - 道枝くんとバンドでアオハル、、、！最高です！これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2022年1月27日 7時) (レス) @page5 id: 01437fdce6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：加賀美もち | 作成日時：2022年1月26日 20時
