■ 夢 ページ47
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広〜い楽屋に2人きり。
向かいには、大きな身体を縮こめて眠るみっちー。
することも無いから、寝顔を観察したり撮ってみたり…
時々眉間に皺を寄せたりするから面白くて。
駿「っ、！」
ガタンッと大きな音を立てたのと同時に、これでもかと目を見開いて瞬きを3回。
「……どうしたん？」
駿「あっ……………夢か、」
「リアルな夢やったん？」
駿「なんか…どんどん、人が消えていく夢」
薄らと残る夢の記憶を辿るように、ぽつりぽつりと言葉を紡ぐみっちーはどこか苦しそうで。
駿「Aちゃんが、"みっちーごめんね"って。
追いかけようと思っても、足が鉛みたいに重くて。」
「分かる、夢の中ってやたら足遅いやんな」
どうやら夢には私も出てきたみたいで、あるある〜なんて言いながら笑っても、みっちーの表情は暗いまま。
駿「…どこにも行かないですよね」
「ん、私が…？」
駿「急に居なくなるのだけはやめて。
予告されても、嫌やけど…」
「待って待って 笑
どこも行かんし、急にいなくもらならんし。」
"Aちゃん、急にいなくなりそうで怖い"って。
なんか、どこかで聞いたことのある言葉。
駿「Aちゃん俺が詰まってる時は気づいてくれるのに、自分のことは全部1人で抱えるから…」
"いつか限界がきた時に、誰にも頼らず遠くにいきそうで怖いんよ"
数年前、大ちゃんが私に言った言葉と重なった。
私ってそんなに危うく見えてるんかな…なんて、昔を思い出してついつい笑ってしまうと、"笑い事じゃなくて"って。
「心配しなくても、私はずっとなにわ男子やで」
これが私の本心だから。
本当にそう思ってるんだけど、半信半疑のみっちーはゆっくり立ち上がって私の隣に腰を下ろした。
「え、なん…」
"ちょっとだけ"
大きな身体に包まれると、耳元でドクドクと少し早い鼓動を感じる。
私より小さかったはずのみっちーも、気づけばもう立派な大人なんだなって実感して。
駿「俺じゃ頼りないかもしれないですけど、俺だってAちゃんのこと支えたいんです。
やから、ずっと一緒にいて。」
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「変な夢を見てAに甘えるみっちー」リクエストありがとうございます🥲🌟
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めし(プロフ) - a♪さん» ありがとうございます🥲⟡.·a♪さんのお気に入りの作品になれて嬉しいです₍ᐢ‥ᐢ₎ ♡これからもよろしくお願いします📖´- (2月29日 23時) (
レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
a♪ - X500人おめでとうございます！！これからも応援してます😊めしさんのお話が一番大好きです(^^♪ (2月29日 17時) (レス) @page37 id: 74514c1cfc (このIDを非表示/違反報告)
89 - 返信ありがとうございますm(_ _)mそうです！大橋担です😊ほんとですか！？大橋くんのお話楽しみにしてます♪もちろん他のメンバーのお話も楽しみにしてます😊❤️ (2月17日 17時) (レス) id: fd5a3dc98a (このIDを非表示/違反報告)
めし(プロフ) - 89さん» いつもありがとうございます🥲⟡.·大橋担さんでしょうか…？大橋くんのリクエスト沢山残っているので、楽しみにお待ちください☺️♩ (2月17日 8時) (レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
89 - いつもお話楽しませてもらってます！！本当に大好きな作品です！これからも楽しみにしてます(^^♪ (2月16日 18時) (レス) id: fd5a3dc98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めし | 作成日時：2024年1月24日 18時
