■ 浴室 ページ38
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「丈く〜ん」
ツアーも終盤に差し掛かった愛知での公演。
2泊3日で滞在する私たちは、ホテルにいた。
丈くんにTシャツを返したくて部屋を訪ねたんだけど、丈くんの姿はない。
丈「は？ドアどうやって開けてん」
「あ、洗面所か。
ドア鍵かかってなかったで、ほんま物騒なんやか…ら…」
洗面所の方から声が聞こえたから扉を開けると、濡れた髪からポタポタと雫を垂らす丈くんと目が合った。
丈「あ〜……Tシャツか。
そこ置いといて。」
「ごめ、」
完全にノックをしなかった私が悪いんだけど、この状況を何とも思ってない丈くんも、ちっとも慌てず何も隠そうとしない丈くんも意味わからなくて。
たぶん、傍から見たら相当変なんだけど、自分でもどこを見ているのか分からないぐらい上を見ながらドアに手をかけると、"丈くーん！！"と大きな声が。
「え………えっ、？」
丈「ちょ、静かにして」
何が起こったのか。
気がつけば、手を引かれて狭い浴室の中に2人。
腰にタオルを巻いただけの丈くんと、私…
和「あれ、丈くんおらんの？」
丈「…なに？風呂入ってる」
"あ〜お風呂か"と洗面所の扉が開いて、大橋くんの声が先程よりもクリアに届いた。
仮にも私は服を着ているし…実際何も起きてないとはいえ、こんな状況を見られて"何もないです"は流石に無理がある。
和「開けていい？」
丈「だるい、無理。
何？なんか用あってきたんやろ」
和「そうそう、丈くんが保湿クリーム借りたいって言ってたから持ってきたんよ」
丈「あぁ、ありがとう。
そこ置いといて。」
和「あ…そういえば鍵開いてたから、ちゃんと鍵かけや〜」
丈「はいはい、分かったから。」
大橋くんの足音が遠ざかって行ったのを確認して、ふぅと長い息を吐いた。
丈「ごめん、あの状況見られたら誤解されると思って」
「あ、いや…全然。」
やけに反響する声と、いつもと違う雰囲気を纏った丈くんがバクバクと煩い心臓を加速させる。
丈「…どこみてんねん 笑」
「あの、目のやり場に…困るというか…」
丈「まだ大橋おるかもしれんから、もうちょっとここおる？」
「なっ、無理無理無理…！のぼせそう」
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「丈くんといい感じの雰囲気になる」リクエストありがとうございます🥲🌟
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めし(プロフ) - a♪さん» ありがとうございます🥲⟡.·a♪さんのお気に入りの作品になれて嬉しいです₍ᐢ‥ᐢ₎ ♡これからもよろしくお願いします📖´- (2月29日 23時) (
レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
a♪ - X500人おめでとうございます！！これからも応援してます😊めしさんのお話が一番大好きです(^^♪ (2月29日 17時) (レス) @page37 id: 74514c1cfc (このIDを非表示/違反報告)
89 - 返信ありがとうございますm(_ _)mそうです！大橋担です😊ほんとですか！？大橋くんのお話楽しみにしてます♪もちろん他のメンバーのお話も楽しみにしてます😊❤️ (2月17日 17時) (レス) id: fd5a3dc98a (このIDを非表示/違反報告)
めし(プロフ) - 89さん» いつもありがとうございます🥲⟡.·大橋担さんでしょうか…？大橋くんのリクエスト沢山残っているので、楽しみにお待ちください☺️♩ (2月17日 8時) (レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
89 - いつもお話楽しませてもらってます！！本当に大好きな作品です！これからも楽しみにしてます(^^♪ (2月16日 18時) (レス) id: fd5a3dc98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めし | 作成日時：2024年1月24日 18時
