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クッキーはというと、ボウルをひっくり返したり、肝心の型がなくて手で成型したり…
ハプニングだらけで笑っちゃうけど、それもそれで私たちらしいかもしれない。
和「は〜、今日も楽しかった」
布団の中でしばらくお喋りしていると、急に大橋くんの返事が聞こえなくなって。
「……寝た？」
いつもお泊まりする時は私の方が早く寝てしまうことが多いから、少しだけ新鮮だった。
隣を見ると、こちら向きに丸まって気持ちよさそうに寝息を立てている大橋くん。
同い年で同期の私たちだけど、いつも大橋くんが私のことを助けてくれてばかりで。
テレビでは、お調子者の大橋くんとしっかり者の私で扱われることが多いけど、実際はそんなことない。
「和也くん、いつもありがとう」
返事が返ってくる訳でもないのに、
何となく今伝えたくなって。
"おやすみ"
自分でもなんでか分からないけど、吸い込まれるように和也くんの白い頬にキスを落としていた。
いつも、和也くんが私のおでこや頬にするように。
愛おしいという気持ち、なんだろうか…
和「A、」
衝動的にキスしてしまったことに言い訳を並べながらギュッと目を瞑ると、カサ…と布団の擦れる音と和也くんの掠れた声が。
「えっ……起きてた？」
薄暗い部屋で和也くんの表情はいまいち分からないけど、数分前までの自分の言動を振り返って顔から火が出そうだった。
和「ん…」
あと数センチの所まで身体を寄せた和也くんは、私の顔を覗いて"寝てる俺にキスして、何しようとしたん？"って。
「っ、違うから！…寝ぼけてるんやろ、和也くんが」
"ふぅん"とまた遠ざかって行った和也くんに、内心バクバクだった。
だって、起きてるなんて…思わんやんか。
和「まぁ、俺も寝てるAにチューしたことあるけどな」
「………えっ！？」
驚きのあまり起き上がると、和也くんはもう目を瞑っていて。
「えっ、チューっていつもみたいに頬っぺ…とか？
おでことか、そういうこと？」
ゆっくりと目をあけた和也くんは、人差し指で唇をトントンと指して口角を上げていた。
和「おやすみ」
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「Aがお皿を割って心配してくれる話」「Aが大橋くんにキスをする話」リクエストありがとうございます🥲🌟
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めし(プロフ) - a♪さん» ありがとうございます🥲⟡.·a♪さんのお気に入りの作品になれて嬉しいです₍ᐢ‥ᐢ₎ ♡これからもよろしくお願いします📖´- (2月29日 23時) (
レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
a♪ - X500人おめでとうございます！！これからも応援してます😊めしさんのお話が一番大好きです(^^♪ (2月29日 17時) (レス) @page37 id: 74514c1cfc (このIDを非表示/違反報告)
89 - 返信ありがとうございますm(_ _)mそうです！大橋担です😊ほんとですか！？大橋くんのお話楽しみにしてます♪もちろん他のメンバーのお話も楽しみにしてます😊❤️ (2月17日 17時) (レス) id: fd5a3dc98a (このIDを非表示/違反報告)
めし(プロフ) - 89さん» いつもありがとうございます🥲⟡.·大橋担さんでしょうか…？大橋くんのリクエスト沢山残っているので、楽しみにお待ちください☺️♩ (2月17日 8時) (レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
89 - いつもお話楽しませてもらってます！！本当に大好きな作品です！これからも楽しみにしてます(^^♪ (2月16日 18時) (レス) id: fd5a3dc98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めし | 作成日時：2024年1月24日 18時
