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和「なんもされてない？」
「うん」
和「…ほんまに？」
「ちょっとだけ」
横並びの椅子に2人。
言葉が返って来ないから不安になって顔を向けると、眉を下げた和也くんと目が合って。
和「ごめんな、すぐ戻られへんくて」
頬を撫でた手がひんやりと冷たくて、火照った顔には気持ちよかった。
「ううん、ちょっと嫌やっただけやから。」
和「触られたりした？」
黙り込む私の反応を肯定と捉えたのか"ちょっとじゃないやん"って、私より傷ついた顔をしていて。
マネージャーさんが迎えに来てくれた車内でも、座り心地が悪いだろうに真ん中に座って肩を貸してくれたり、和也くんの優しさに甘えっぱなしだった。
和「A〜、鍵玄関置いとくな」
「ん〜」
和「お風呂は明日にして、もう今日は寝たほうがいいんちゃう？」
私の部屋まで連れてきてくれるなり、水を出したりパジャマを出したり。
忙しなく動き回ってくれていた和也くんは、いつの間にかアウターを羽織っていて。
「…もう帰るん？」
和「うん、ぼちぼち帰るよ〜。
なんかしといて欲しいことある？」
「明日、仕事？」
和「仕事やけど、夜だけ…あっ、薬出しとこか」
部屋を行ったり来たりする和也くんをソファーから眺めて、もうここまで出かけた言葉を飲み込んだ。
和「も〜どうしたん。
そんな顔されたら帰りたなくなるやん。」
「じゃあ、帰らんでいいやん」
和「そんな可愛いこと誰にでも言うたあかんで、ほんま」
「………なんでもいいから、いて欲しいの」
"ん〜"と少し考えた和也くんは、"朝起きてびっくりしても知らんで"って。
私が明日の朝には記憶を飛ばしていると思ってるらしい。
和「ん、早よ寝えや。
疲れたやろ。」
結局私もシャワーを浴びて、2人でぬくぬくの布団に包まれれば大きな欠伸がひとつ。
体温の高い手が髪を優しく梳かしてくれるリズムが心地よくて、微睡みの中へ吸い込まれていく。
和「嫌やったのに我慢して頑張ったもんな…
おやすみ」
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「大橋くんがセクハラから守ってくれて甘やかしてくれる話」「飲まされすぎて潰れたAを介抱してくれる話」リクエストありがとうございます🥲🌟
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めし(プロフ) - a♪さん» ありがとうございます🥲⟡.·a♪さんのお気に入りの作品になれて嬉しいです₍ᐢ‥ᐢ₎ ♡これからもよろしくお願いします📖´- (2月29日 23時) (
レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
a♪ - X500人おめでとうございます！！これからも応援してます😊めしさんのお話が一番大好きです(^^♪ (2月29日 17時) (レス) @page37 id: 74514c1cfc (このIDを非表示/違反報告)
89 - 返信ありがとうございますm(_ _)mそうです！大橋担です😊ほんとですか！？大橋くんのお話楽しみにしてます♪もちろん他のメンバーのお話も楽しみにしてます😊❤️ (2月17日 17時) (レス) id: fd5a3dc98a (このIDを非表示/違反報告)
めし(プロフ) - 89さん» いつもありがとうございます🥲⟡.·大橋担さんでしょうか…？大橋くんのリクエスト沢山残っているので、楽しみにお待ちください☺️♩ (2月17日 8時) (レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
89 - いつもお話楽しませてもらってます！！本当に大好きな作品です！これからも楽しみにしてます(^^♪ (2月16日 18時) (レス) id: fd5a3dc98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めし | 作成日時：2024年1月24日 18時
