■ あの日からずっと ページ1
．
大「Aちゃん、お待たせ！」
2013年の冬
私たちは松竹座の舞台に立っていた
入所してから早4年が経つけど、
ユニットを組むこともなく、先輩のバックにつく機会が多いわけでもなく…
後輩だけど年上の大吾くんは、
入所してから1年で"なにわ皇子"として輝かしいアイドル人生を歩んでるのに私は。
大「おーい、どうしたん？」
「あ、ごめ…今日の夜ご飯何やったっけと思って 笑」
大「Aちゃんほんま食べんの好きやな〜」
チャームポイントの犬歯をみせて笑う大吾くんとは、ここ最近でグッと距離が縮まった気がしていた。
年下の先輩と年上の後輩。
よくある話だけど、やっぱり最初は気まずいのがお決まりだった。
特に私たちはお互い人見知りだから、余計に。
大「今度の休演日何してる？」
「17日やっけ？
学校だけ…やったかな、たしか」
大「じゃあさ、学校終わったらご飯食べに行こや！
廉と約束してんねんけど、Aちゃん来てくれたら喜ぶから！」
いつまでも距離が縮まらない私たちを見兼ねた社員さんが、私を大吾くんのボイストレーナー(仮)に就任させたのは、あとから聞いた話。
話すきっかけが無かっただけで、2人で一緒に過ごす時間が長くなれば打ち解けるのも時間を要さなかった。
初めは私に敬語を使っていた大吾くんも、今ではくだらないダジャレばっかり言ってくる時もあるし、お互いの実家を行き来するのも珍しくはない。
ただ、一緒に頑張れる仲間が増えて嬉しい半面、
少し気が重くなる事もあって…
「あ〜…夜、やんな。
もしかしたら家族で外食やったかも…」
大「えぇ、でもそれはしゃーないか…
数少ない休演日やもんな。」
本当は家族で出かける予定なんてない。
ないけどそう言って断るしかないのは、最近急増した私への嫌がらせが理由だった。
帰り道の電車ですれ違いざまに暴言を吐かれたり、実家のポストに私が紫耀と並んで歩いている写真や大吾くんと廉と出かけている写真が入っていたり。
しばらくは無視していたけど、嫌がらせはエスカレートしていくばかりで…
つい先日は、脅迫文とカッターが入った手紙が届いたところだった。
「ぅわ…っ」
−っすみません
大「めっちゃびっくりするやん 笑」
いよいよ夜もあんまり眠れないし、こうやって人が飛び出してくるだけでも過度に警戒してしまうようになって。
少しずつみんなと距離を取ろうって、
そう心に決めたのは数日前のこと。
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めし(プロフ) - a♪さん» ありがとうございます🥲⟡.·a♪さんのお気に入りの作品になれて嬉しいです₍ᐢ‥ᐢ₎ ♡これからもよろしくお願いします📖´- (2月29日 23時) (
レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
a♪ - X500人おめでとうございます！！これからも応援してます😊めしさんのお話が一番大好きです(^^♪ (2月29日 17時) (レス) @page37 id: 74514c1cfc (このIDを非表示/違反報告)
89 - 返信ありがとうございますm(_ _)mそうです！大橋担です😊ほんとですか！？大橋くんのお話楽しみにしてます♪もちろん他のメンバーのお話も楽しみにしてます😊❤️ (2月17日 17時) (レス) id: fd5a3dc98a (このIDを非表示/違反報告)
めし(プロフ) - 89さん» いつもありがとうございます🥲⟡.·大橋担さんでしょうか…？大橋くんのリクエスト沢山残っているので、楽しみにお待ちください☺️♩ (2月17日 8時) (レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
89 - いつもお話楽しませてもらってます！！本当に大好きな作品です！これからも楽しみにしてます(^^♪ (2月16日 18時) (レス) id: fd5a3dc98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めし | 作成日時：2024年1月24日 18時
