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なんとか耐えて、我慢して送ってきた学校生活やけど、もう精神的に限界やった。
今日は学校が終わるんが早くて、長尾と流星くんは今日の食事の担当のため買い物へ。
俺は二人とは別にまたあいつらに呼ばれて家に帰ってきた。
歩く度に痛む体を擦りながら家に着くと結構な時間が経っとったみたいで買い物に行っとった流星くんと長尾は家に帰ってきとった。
長尾「みっちー！おかえりー！」
大西「遅かったなー。もうすぐご飯できでー」
って言う二人に曖昧に返事をしつつ俺は自分の部屋へ向かった。
毎日そうや。
ほとんど会話を交わすことなく、自分の部屋で過ごす。
部屋に入って荷物を置いてベッドに倒れこむ。
クシャっていうシーツの擦れる音が静かな空間に大きく響いた。
そのまま着替えもせず、制服のままベッドの上で仰向けになって天井を見つめながら考える。
いや、もう考える気力さえもなかったんや。
ベッドに横になって見えたんはたまたま机の上に置いてあったカッターナイフ。
なにかに取りつかれたようにカッターに手を伸ばす。
鋭い刃先を見て、
これで切ったら楽になれるんかな……
もう、あんな思いせんで済むんかな……
そう思いだしたら止まらなかった。
いけない事、やったらアカンことやってわかっとったけど、それでも止められんやった。
この世から消えてしまいたい……
俺なんか初めからいなかったことにしてくれればええ……
そう思ってカッターの刃先を出して手に持った時、メンバーのみんなの顔が浮かんで一瞬、躊躇する。
やけど、あいつらのことも出てきて
道枝「ッ………」
気付いたら手首が赤く染まっていた。
しばらくは放心状態やったけど出血が多くなってきてフラフラしだした。
まともにご飯食べてへんかったからか貧血がひどくて思わずその場に倒れこむ。
床が冷たい……
意識が朦朧としだした中で呑気にそんなことを考える。
床が血で赤くなっとるけど、止血しようとせえへんから出血は止まらず赤い面積がどんどん広くなっていく。
そんな光景を見ていると段々瞼が重たくなってきて……
俺はそれに逆らうことなく目を閉じた。
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明日香 - sevenさん» コメント返すのが大変遅くなってしまい申し訳ございません。メンバーのみんなの言葉はこだわったポイントだったのでグッときたといって下さり嬉しいです！これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします！ (2020年4月23日 22時) (
レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
seven - 道枝君のいじめのお話、メンバー1人1人の言葉にグッときました…。 やっぱりなにわ男子って無敵ですね！ (2020年3月30日 3時) (レス) id: b60d6b4dfb (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - はるきさん» リクエストありがとうございます！はるきさんのリクエストで書かせていただきますね。 (2020年2月29日 15時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 明日香さん» 恭平くんのお誕生日リクエストについてですが組合せはきょへながメインでシェアハウス設定でメンバー全員でドッキリを仕掛け誕生日を祝う展開を希望します。是非検討の方をお願いします。 (2020年2月28日 6時) (レス) id: 2a1d7045bc (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - はるきさん» コメントありがとうございます！毎回リクエストが詳しくて書きやすいです。なるべく更新できるように頑張るので引き続きご愛読と応援よろしくお願いします。 (2020年2月12日 22時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
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